内容説明
信念の男は、まっすぐ生きた。情熱の男は、激しく生きた。夢を追い、理想を求め、幕末・維新を駆け抜けた男達の物語。
目次
第1章 寅次郎学ぶ
第2章 黒船来航
第3章 上海行
第4章 攘夷
第5章 おもしろきこともなき世をおもしろく…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キンとギン
10
娘本。山口旅行に向けて復習。漫画だけどコンパクトにまとまっていて良かった!2016/06/02
ルル
8
現代人がこどもっぽく感じられますね2016/06/03
りるふぃー
7
秀吉、信長、吉田松陰、高杉晋作など、カリスマ性があったんだろうと思う。吉田松陰の「自分は30才。何一つ成すことなく死んでいくのは、よい収穫が全くなくて身が終わるようで、まことに残念なことのように見えるが、じつはそうではない。人間の四時(四季)というのは、自然の四時と違って、10歳で死ぬものは10歳の四時があり、二十歳で死ぬ者には二十歳の四時がある。それなりの四時が備わり、それなりの秀実(成果)があったのだ。」が印象的。2022/08/26
ツキノ
5
三男に読ませ、わたしも読む。よくできているなぁと感心する。2016/05/12
東京には空がないというけれど・・・
3
大河ドラマのシーンを思い浮かべながら読んだ、というより見た。吉田松陰は尊王攘夷思想で有名だが、この本は、どちらかというと、だらしない江戸幕府を倒そうという討幕派の姿勢が表現されている。米国船に乗り込んで渡米しようとした松陰。上海に視察に行き、英国租界で差別の現状を見た晋作。ただの尊王攘夷ではなく、日本が独立を保つためにはどうしたらよいのかという視点で描かれている。大人が読んでも面白い。晋作の辞世の句、「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」。認知行動療法を思い出した。2025/02/23