内容説明
“おにいさん、おにいさん、こちらたまご。応答ねがいます”ある日とつぜん卓の耳に聞こえてきた、ふしぎな声。それは、お母さんのおなかの中の、受精卵からの交信だった。日び成長する『たまご』の言葉から、卓は“いのちの持つ力”を学んでいく。
著者等紹介
岸信子[キシノブコ]
1955年、熊本県に生まれる。地元企業に就職後、結婚。七男三女を育てる。その体験をもとに、エッセイや童話を執筆、多くの公募に入選している。『こちらたまご応答ねがいます』で、第1回福永令三児童文学賞金賞を受賞。くまもと県民テレビHP上にエッセイを連載中
本間弘子[ホンマヒロコ]
札幌市在住。書籍の装画、挿絵、イラストの仕事のほか、リトグラフを制作。毎年札幌市内で個展を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。