内容説明
ある日、おじいちゃんといっしょに竹の子をとりにいったつばさ。「えっ、これが竹の子なの!?」まだけの竹の子をみつけてびっくり。つぎの日からつばさは、すくすくのびる竹の子をみに、ひとりで竹林にかよいつづけました。
著者等紹介
星川ひろ子[ホシカワヒロコ]
写真家・写真絵本作家。1950年東京生れ。人、動物、植物のいのちをテーマに、ストーリーと写真を編んだ独創的な絵本を手がける他、身の回りのものに顔や数字を見立てた造形的な写真絵本も創作。写真絵本『ぼくたちのコンニャク先生』(日本絵本賞、けんぶち絵本里大賞)(小学館)などの他、夫、治雄との共著も多数。写真展や講演を各地で開催。日本写真文化協会功労賞を受賞
星川治雄[ホシカワハルオ]
写真家・写真絵本作家。1947年東京生れ。杉並区で写真館を経営。2002年からは妻、ひろ子と共に写真絵本を創作。共著は『しょうたとなっとう』(産経児童出版文化賞推薦)(ポプラ社)など。写真の持つリアリティと言葉の組み合わせによる、新しい写真絵本をふたりで開拓中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yanae
61
以前読んだ『しょうたとなっとう』に近しい楽しさ。おじいちゃんとぼくの交流記。中心にあるのは「竹」。図鑑で単純に紹介されるよりも、ぼくと同じ立場でおじいちゃんに竹のことを教えてもらえると、より楽しんで読めるのかも。子どもたち食いついて読んでました。竹の育つスピードにビックリしたり、真竹と孟宗竹の違いにビックリしたり。新しい発見がたくさん!そしておじいちゃんのあたたかみのある方言もいい。楽しい一冊でした♡2020/02/21
いろ
19
写真絵本。祖父との触れ合い,筍の成長,昔は生活に色々な道具として竹が活きていた事,竹とんぼを初ナイフで作る~遊ぶ…など,季節をまたいで織りなす物語がとても素敵☆ 小学校朝読読み聞かせ絵本として使いたいけど,長過ぎ! 9歳男児と一緒に読むと,かなり興味を示していた。ただ,祖父の語尾方言が強めなので,流暢に読まなくては分かりづらくなるみたい^^; トラクター大好きな息子は,祖父のショベル付トラクターにガッツリつかまれていた。小1つばさ君が何でも積極的なところに感心した。2017/07/19
たーちゃん
13
息子は「こんなに竹とんぼって飛ぶんだね」と言っていました。2023/09/29
書の旅人
13
竹とんぼを作ってみたくなりました。竹馬も作ってみたいです。知り合いの方に協力してもらい、筍にそれぞれの名札をつけて、自分の竹の成長を見てもらい、大きくなったら遊び道具を作るというのもやりたいです。2018/11/12
パスティル
11
写真絵本シリーズ。竹の成長の早さと仕事、竹を活かす生活を学べる。つばさくんとおじいちゃんの表情が微笑ましい!2014/08/19