内容説明
夢と希望に胸躍らせて、入った美大は、教師も学生も、奇人・変人ばかり！？だけど、オモシロイ。
目次
入学式―念願の美大デビュー
総合科目Ａ体育・担当教員・そりこみ先生―美大生にも体育はあった
写真技術入門１・担当教員・荒田先生―初めての専門科目 暗室で現像
デッサン＆クロッキー人物・裸婦・担当教員・ため池先生―どきどきのヌードデッサン
染織・テキスタイルデザイン・担当教員・バアバ先生―色のサンプルづくり
グラフィックエレメントプライマリーコース・担当教員・版づら先生―ポスター、レタリング…の課題地獄
ＵＮＩＶＥＲＳＩＴＹ ＯＦ ＡＲＴ，ＴＯＫＹＯ芸術祭―ＦＥＳＴＩＶＡＬ！ＦＥＳＴＩＶＡＬ！！ＦＥＳＴＩＶＡＬ！！！
著者等紹介
小林裕美子［コバヤシユミコ］
１９７４年埼玉県生まれ、イラストレーター、漫画家。東京造形大学デザイン科卒業。書籍、雑誌、新聞、絵本等のイラストをてがける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
243
Amazonで『最後の秘境 東京藝大』を発注しようとしたら、お薦め３点セットになっていたので、合わせて購入することに。着いてみると、漫画だった。漫画に１２９６円は、いささかもったいない出費。さて、語りの方法だが、これはもう徹底してデフォルメと凝縮に尽きる。例えば、巻頭の「入学式」篇では、美大（東京造形大）がいかに浪人生が多く、またバラエティに富んだ人材が集まること、以下各項目ごとにテーマを集約し、これをデフォルメして描くという手法に徹している。残念ながら、驚きはあまりない。また、絵も私の趣味には叶わない。2016/11/19
ヨータン
14
やりたいことがきちんと決まっている学生にとっては、やりたいことを徹底的にやれる美大最高の環境だなと思いました。染色をしている学生が入院先のカーテンを医療用の液体で染めてしまうというのは笑ってしまいましたが、その情熱がうらやましいなと思いました。2017/09/22
renren
3
他の漫画作品で美大生の生態に興味を持って。強烈な個性をもった人、そうでもない人、学生達先生たちが暖かい目線で描かれえていて、知らない世界だけれどもはじかれずに読めました。個性も将来の夢に対するアツさも、道が違っても同じ「大学生」、実は根っこは変わらないのかもしれません。作者のタッチは普通の漫画と違ってパステルか鉛筆で書いたようなタッチ。最初は読みにくいけれども柔らかくて温かみがあります。2010/10/21
のりこっち
3
美大を目指しているわけでもなんでもないけど呼んで面白かったです。美大って本当にいろんな人がいて楽しそうだなぁ。2010/06/08
ぼの
3
美大を目指している人向き。娯楽として読むには向いてない気がします。2009/04/03
