臓器漂流―移植医療の死角

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591103456
  • NDC分類 494.28
  • Cコード C0095

内容説明

死刑囚をドナーにするといわれる中国で、腎移植手術を受けた日本人。臓器売買の横行が指摘されるフィリピンで、手術中に亡くなったプロレスラーのジャンボ鶴田。彼らはなぜ海外で移植しなければならなかったのか?なぜ日本のドナー不足は解消しないのか?日本移植医療の黎明期から取材を重ねてきた、産経新聞論説委員が、問題の核心に迫る。

目次

第1章 死刑囚ドナー(依頼;厚生労働省に説明 ほか)
第2章 ジャンボ鶴田の悲劇(移植しか術なし;リングへの執念 ほか)
第3章 病腎移植の是非(初の移植法違反;解説記事 ほか)
第4章 移植法を見直すべし(十年前のコラム;家族で話し合う意味 ほか)
第5章 ドナーが足りない(移植大国;渡航移植の調査 ほか)

著者等紹介

木村良一[キムラリョウイチ]
1956年10月18日生まれ。慶應大学卒。83年4月、産経新聞社入社。98年2月、社会部次長。2005年7月、社会部編集委員。06年2月、論説委員。社会部記者が長く、警視庁、運輸省(当時)、国税庁、厚生省(同)などを担当。主にリクルート事件、金丸脱税事件、薬害エイズ事件、脳死移植問題を取材した。06年3月~08年3月、慶大非常勤講師。02年7月に第21回ファルマシア医学記事賞、06年9月に第25回ファイザー医学記事賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヤマセミ

4
新聞記者が書いた移植医療のわかりやすいルポ。世界的なドナー不足の中で、たくさんの問題が起きている。すごいのが中国の死刑囚ドナー。銃殺すると臓器が痛むから麻酔をかけて臓器を取り出す。ドナーが足りなければ死刑囚を増やす。フィリピンでは臓器売買。善意で無償で提供される臓器はあまりにも需要に足りない。2017/05/09

ybhkr

0
わたしはけっこう早いうちから献体登録をしているのだが、若いひとにはなるべく献体よりも移植カードのほうに記入してほしい感じが見え隠れ。あくまでも善意の提供だから献体にはない問題点がいくつかあって今のところ難しい。病気の腎臓の話、理解。今まで医者のドラマでもこの話題が出た時にイマイチ理解できなかったけど、そういうことか。法律はどこまで倫理に踏み込み判断していくのだろうか。患者は臓器移植を受けてまで生きたいのではなく、負担の少ない体になりたいのだ、ということはわかった。それだけに結論は出ない。2017/01/06

真林

0
医学書。タイトルに難あり。臓器漂流というよりは、臓器提供してくれるドナーを求めて漂流するレシピエント。移植医療の死角というよりは、移植医療の現状。内容も論点がそこまで定まっていなかったように思える。とりあえず移植医療が現在どのような問題を抱えているのか、その片鱗くらいはわかったような気がする。2013/07/15

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