内容説明
アンの故郷アヴォンリーでおこったさまざまな事件や人物が登場する短編集。自尊心の強い老女のことなど、アンをめぐる友達を描く。小学校上級~。
著者等紹介
モンゴメリ,ルーシー・モード[モンゴメリ,ルーシーモード][Montgomery,Lucy Maud]
1874年、カナダのプリンス・エドワード島で生まれる。教師や、新聞記者を経験した後、1908年、『赤毛のアン』が出版されるや、大反響を受ける。以後、次々と出版、一躍人気作家になる。1942年、死去
村岡花子[ムラオカハナコ]
翻訳家、児童文学者。1893年、山梨県に生まれる。東洋英和女学校卒業。数々の翻訳、童話集、随筆集がある。1968年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fumi
2
赤毛のアンシリーズ、全て読了! アンの少女時代から結婚するまでの時代が、楽しめた。戦争時代は悲壮だった。カナダの大自然でこどもの頃を過ごせることが、贅沢だなと思った。2020/01/24
☆こ~わ☆
1
あぁ面白かった~ それぞれ別の話しなのだけど、ちょろっとアンの名前が出て、アンのユニークさを思い出す。 主人公ほとんどが未婚だったり、ハイミスだったりですが、年月が思いを大切にしたり、誤解を解いたり、意固地を改めさせたりして、最後はどれもハッピーエンド♥️ 100年前ののどかな風景を想像して読むと 本当に心が和みます。2020/04/14
アンデス民話
0
おもしろかった。
しそふりかけ
0
アンはほとんど出てきません。アヴォンリーに住む人々の短編集。ロイド老淑女が印象的でした。2015/11/25
Utsugi Yuan
0
愛情にまつわる短編集。婚期を逃した男女の恋愛など、年齢を重ねた人びとの視点で描かれる。男嫌いの女性と女嫌いの男性の奇妙な同居生活を描いた「隔離された家」がお気に入り。老境にある人びとの孫(代わり)や娘への愛情を描く「ロイド老淑女」や「小さなジョスリン」、「ショウ老人の娘」は、ストーリーとしてはよくある話なのだが、心情の表現、セリフ回しが詩的で情感に溢れていて、涙を禁じ得なかった。2019/08/20