感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茶々
2
手紙をおとした場所について書かれてなかったからなにかの伏線かと思ったけど、違うのね。なんだか姉の消え方にすっきりしない。あのタイミングで消えるのは妙な感じ。服や景色の描写ゼロでこれだけ読ませる手腕は独特だし、群を抜いている。面白いけど好みではない。読みやすいから暇なときに他作品も読もうかな、とは思う。2015/05/06
Rika
1
初めて赤川次郎さんの作品を読んだのがこの本だった。 「自分は世界一不幸だと思ってときには自分のために泣くことも大切だ」そんな感じのセリフを実加は言っていたと思う。うろ覚えだけど……… そのセリフが自分の心を軽くしてくれて、やっと声をあげて泣くことができたんだ。ありがとう
ころ
0
主人公の成長が物語の鍵。人間の成長には悲しみや苦しみがつきものなのかもしれない。色々な者を失って大人になっていく…そんなお話。2015/01/27