内容説明
戦争で失われた命、消えることのない苦しみ、子どものなみだ。そして、それらを悲しみ、いつくしむ心…。いつの時代にも、ぜったいに忘れてはいけないことを切々と語りかける「あまんきみこ童話集5」。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。デビュー作『車のいろは空のいろ』で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、『こがねの舟』(以上ポプラ社)で旺文社児童文学賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店)で野間児童文芸賞、「車のいろは空のいろ」シリーズ(全3巻)で赤い鳥文学賞特別賞、『きつねのかみさま』(以上ポプラ社)で日本絵本賞など多くの賞を受賞
遠藤てるよ[エンドウテルヨ]
1929年、東京に生まれる。日本児童出版美術家連盟所属。1961年、小学館絵画賞を受賞。『ミドリがひろったふしぎなかさ』で講談社出版文化賞絵本賞、『ぶな森のキッキ』(以上童心社)で絵本にっぽん大賞を受賞。すぐれた色彩感覚と確かな表現力で、児童書の仕事で活躍を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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