八一の夏

友野 康治【著】

ポプラ社（2008/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 332p／高さ 20cm
• 商品コード 9784591100646
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

そこに描かれていたものは、かつて後藤が小学校四年生のときに描いた「かたぐるま」に酷似した絵であった。父親に肩車をしてもらった息子が、木に止まっているセミを網で捕まえようとするが、そのセミは逃げてしまう。後藤の描いた絵を参考にぼくが描き直したのだ。ただし、タイトルは「かたぐるま」ではなくて「八一の夏」と書かれている。９５％の金か、残りの５％か？敗者復活を賭けた男たちの絆を描いた傑作エンターテインメント。

著者等紹介

友野康治［トモノコウジ］
１９６５年、神奈川県生まれ。プランナー、音楽プロデューサー、Ｗｅｂプロデューサーなどを経て、作家活動に入る。他にも脚本や作詞、アニメ・コミック原作なども手がける。主な仕事に、ハンドブック『ＴＨＥ　ＤＯＧ』（アーリストインターナショナル）、テレビアニメ「ふぉうちゅんドッグす」（テレビ東京系列）原作、絵本『フレディうぶごえのへんじ』（講談社）など。『八一の夏』が小説デビュー作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ブブジ]

ストーリーの流れが出来過ぎ感が強く、また登場人物間のやりとりもしっくりきていなかったような印象を受けました。

2015/06/12

[すばるM45]

これは多分、ほとんどが作者の実話でしょうね。 私もほぼ同じ世界にいましたので、感情移入が深〜く、かなりのめり込みました(笑) アドの現場を知っている人には面白いと思いますよ。そうじゃない人が読んで、どこまで面白いかっていうと？？？ 私にとっては○評価です。

2008/07/12

[のんきゃも]

感動作品です。作者は絵本を出している方みたいですが、初の小説とは思えない作品に仕上がってます。またさらに小説を書いていってもらいたいです！おすすめです！

2007/06/02

[くもりーな]

★★★★☆

2008/03/03