内容説明
風間超常現象研究所の娘で、するどい直感力をもちあわせているけれど、オカルトにはややうんざりしているレミ。両親の不在中、街で起きている連続誘拐事件の相談をもちこまれて…。元気な女の子レミの、ふしぎ探偵ストーリー。小学校上級~。
著者等紹介
村山早紀[ムラヤマサキ]
1963年、長崎県に生まれる。活水女子大学文学部日本文学科卒業。テビュー作『ちいさいえりちゃん』で、第4回椋鳩十児童文学賞、毎日童話新人賞最優秀賞を受賞
森友典子[モリトモノリコ]
1957年、大阪府に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hirune
33
風早の少女探偵っていうか、ちっと無謀で危なっかしい冒険物語かな。ホントの怪奇専門探偵のパパママが留守だから仕方ないけどね。しかし黒マント男は気の毒だけど、死んでからこんなに自分も周りも傷つける大騒ぎするなら、生きてるうちに子供を問い詰めるなり、すっぱり諦めるなりしておかないとダメだね。優しすぎてこんなことになるのは本末転倒だって☆2015/07/27
あゆみ
7
★★★★★ 図書館本。2018/01/22
nana
4
危ないなー(^_^;)、気持ちだけ空回るお兄ちゃんはわりと好きだけど。黒マントは悲しいですね、まだ子供だった人達生きてるだろうに、自分の孫世代に(^_^;)ツケが回るまでほっとかないで、大人になってからでも供養ぐらいしてやれよ!2015/08/02
Miki Shimizu
2
いつもの風早町。超常現象研究所の娘レミ。すごい直感を持ってる。お兄ちゃんは、特に特殊能力はないけど、オカルトオタク。両親がいないときに事件勃発!兄弟二人で力を合わせて解決する!2018/04/20
おZ
2
その昔、おおきなポケットに連載されていた本作を一部分読んだだけでタイトルも作家名もわからなかったのだが、古い井戸・長い髪の少女・時計のペンダントなどいくつかのキーワードと綺麗な挿絵だけはずっと記憶に残っていて、どうにかようやく探し当てたのです・・・!しかしこの単行本、どうやら2008年に出版するにあたってかなり加筆・修正したらしく、ネットやらスカイプやらめちゃくちゃ現代的な設定になっている・・・だけでなく言葉づかいもやたらと今風で、「地味に~」なんて使い方が普通にされているのは正直萎えた・・・。 2015/04/10