Tomorrow〈Stage7〉―明日への扉

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591100387
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ニュージーランドから兵士が派遣された。救いの使者ではない。プラスティック爆弾などの武器とともに、地獄への招待状が届けられる。「敵を撹乱するため、ゲリラ活動を続行せよ」との命を受け、新たな破壊工作を企てるエリーたち…。輸送システムの中心地キャベンディッシュへ向かう「選ばれし若き戦士たち」の勇気と、捕虜収容所で露わになる人間の愚かさと醜さ。果たしてこの戦争に、終止符は打たれるのか?ある日突然、非日常の世界に突き落とされた高校生の失ったもの。そして、情感豊かに描かれるエリーとリーの愛の行方。リアル系アクションノベルの大作、遂に完結。

著者等紹介

マーズデン,ジョン[マーズデン,ジョン][Marsden,John]
1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を転々とした後、28歳で教員生活へ。87年にデビュー作『So Much To Tell You』(『話すことがたくさんあるの…』講談社)を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞する。小説、エッセイの執筆活動の他、現在、若い小説家を育てるためのワークシヨップも開いている。有能なストーリーテラーであり、心理学者

菅靖彦[スガヤスヒコ]
1947年岩手生まれ。翻訳家、セラピスト。日本トランスパーソナル学会副会長。人間の可能性の探求をテーマに著作、翻訳、講座を手がけている

二見千尋[フタミチヒロ]
1967年宮崎生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門は近・現代倫理学。現在、大学・専門学校にて非常勤講師を務める傍ら、著述・翻訳活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アーチャー

3
このシリーズは途中で気付かないまま読むスピードが加速してしまう面白さがあります。結構シビアな展開ですが、楽しませていただきました。2008/05/11

Kyoma2nd

3
「それがわたしの人生なんだ!」…この言葉に辿り着く為に、彼女は考えられない程過酷な運命を乗り越えてきたのだと思うと、本当に良かったと思えた。漸く戦争が終わり、その後もしっかり描かれていて納得できた。物語の作り物ではなく、人の心の移り変わりもリアリティがあって違和感なく読めた。 心の底から、読んで良かった。2010/09/14

月兎

2
エリーの語る現状や今までのことを振り返ってみると完全なハッピーエンドとはいえないかもしれません。でも、辛く苦しい現実の中でも強くたくましく生きる登場人物たちの姿には、何か大切な事を教えてもらった気がします。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-124.html2010/03/08

ざき

1
中学生の頃に出会い、引きこもって7巻まで読破した本。毎回、次作を読むか悩むんです。そのくらいヘビーで引きずる気持ちにさせる本なんですが、悩んでも止められないんです。 作風は外国作品ということで合わない所ももちろんありました。が、そんなことを言わせない勢いと迫力と差し迫る危機感が読者を追いたてるんです。一巻を読んでしまったら最後。最終巻まで読者を離してくれない緊張感に飲み込まれます。 非現実な設定に立ち向かうのは、ただの高校生です。その圧倒的な非力と僅かな可能性に右往左往させられました(笑)2015/05/21

M1E 13 Yosuke Shinada

0
この本は本好きの人には必見。「明日もし戦争が起こったら一体どうなってしまうのだろう」と深く考えてしまうこの作品。実は、ハリーポッターを凌ぐセールスを記録しており、巻を追うごとに売上部数を伸ばし、最終巻はハリーポッターを抜いた。\\\ ;;;この本の歴史と宣伝;;;/// 1993~99年、オーストラリアで刊行。 サスペンスに満ちた展開と見事な心理描写で、10代の若者を中心に話題を読んだ全七巻シリーズ。2018/02/09

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