内容説明
小学六年生になった隼人は、大きななやみをかかえている。海の男の息子である自分が、まったく泳げないのだ。桜島のみえるこの地に育った小学生が、泳げないということはぜったい口にだせないことなのだ…。鹿児島県の錦江湾を横断する遠泳大会に挑戦する少年少女たちの心の成長と友情の物語。日本映画エンジェル大賞入選作品。
著者等紹介
登坂恵里香[トサカエリカ]
1967年、群馬県に生まれる。脚本家
横山充男[ヨコヤマミツオ]
1953年、高知県中村市(現・四万十市)に生まれる。『少年の海』で児童文芸新人賞、『四万十川物語 光っちょるぜよ!ぼくら』で日本児童文芸家協会賞を受賞。生きることと真摯に向き合う子どもたちの姿をみずみずしく描いている。梅花女子大学文化表現学部教授
岡本順[オカモトジュン]
1962年、愛知県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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