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ポプラ・ウイング・ブックス
崖の国物語〈8〉真冬の騎士

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  • サイズ A5判/ページ数 518p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591099858
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

崖の国の空中に浮かぶ大きな浮遊石。その上に築かれた神聖都市・サンクタフラクスは、かつてない厳しい寒さにこごえていた。浮遊石は浮力を増し、今にも係留鎖を断ち切って虚空に飛び去ろうとしている。新たな最高位学者の誕生、博士たちの陰謀、従士ヴィルニクスの罠。いくつもの思惑がうごめくなか、冬を終わらせるカギは「大いなる嵐」か「嵐晶石」か。そしてそのカギをにぎるのは…。世代をこえて描かれる壮大な『崖の国物語』。のちに「雲のオオカミ」と呼ばれる空賊クウィントの若き日を描く、崖の国の序章とも言うべき物語。

著者等紹介

スチュワート,ポール[スチュワート,ポール][Stewart,Paul]
1955年ロンドン生まれ。ランカスター大学と東アングリア大学で創作を学ぶ。ファンタジー、ホラーから絵本、サッカー少年の物語まで、さまざまなジャンルで人気を博す。『ファーガス・クレインと空飛ぶ鉄の馬』(ポプラ社)で2004年スマーティーズ賞金賞を受賞。現在、ブライトンで小学校教師の妻と二人の子どもとすんでいる

リデル,クリス[リデル,クリス][Riddell,Chris]
南アフリカ生まれ。専門学校でイラストレーションを学んだのち、経済紙のマンガをはじめ、幅広い分野で活躍している。『海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る』(岩波書店)で2002年のケイト・グリーナウェイ賞を受賞

唐沢則幸[カラサワノリユキ]
1958年生まれ、長野県出身、青山学院大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

97
物語は、時代を遡り、トウィッグの父クウィントが青年だった頃の話し。空中に浮かぶ神聖都市・サンクタフラクスが最盛期の時代を描いている。シリーズでいえば、第4巻の後の物語に位置付けできるであろう。ここまでもシリーズを読んで観じたことは、必ず異常気象におけるプロットであるということだ。涯の国で、何らかの異常気象が発生し、その原因を解明・解消していくというストーリーになっている。ゆえに本シリーズのテーマは、作者が意識するか、否かを問わず、人類の環境破壊に対する警鐘の物語と観ることができる作品といえるだろう。2015/07/25

ならりくらり

1
再びクゥイントの時代。すこし外伝的な雰囲気のあるお話。2009/06/03

koma

0
学園生活メインで冒険成分はちょっと薄め? 魅力的なキャラが容赦なく死んでいくのが悲しいなあ。2016/11/04

ゆきうさぎ

0
小学生~中学の頃に読了

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