内容説明
東京の高層ビルの谷間にひっそりとたたずむお地蔵さん。そのお地蔵さんには、第二次世界大戦の無差別爆撃で亡くなった少女の魂が…小さな女の子は、「悪いやつは眠らせない！」とさけぶと、さっと消えた―。それが、ふしぎな、おそろしい出来事が次つぎと起こる最初の事件になるとは、だれも考えなかった。
著者等紹介
砂田弘［スナダヒロシ］
１９３３年、朝鮮に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。出版社勤務後、文筆生活に入り、創作、評論で活躍中。日本児童文学者協会々員。著書に『さらばハイウエイ』（日本児童文学者協会賞）など多数ある
藤田新策［フジタシンサク］
１９５６年、静岡県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。以後装丁、さし絵で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ひの
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空襲で幼くして命を落とした少女とその祖母、そして遺された少女の両親の姿を描く作品。児童向けに書かれた作品とはいえバブル景気と景気悪化などを詳しく描写している。2013/07/28
Arisa H
0
戦争を語り継ぐ必要性。今の若者が考えなくてはならないこと。2022/08/12
