女帝―古代日本裏面史

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591098608
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0021

内容説明

皇極、持統、称徳―。語り継がれる女傑たちの悪評は、歴史の勝者による情報操作だった!?なぜ平城京には次々と女帝が出現したのか?単なる中継ぎに過ぎなかったのか?呪われた都の激しい政争のなか、闇に葬られた真相を掘り起こす。

目次

第1章 スキャンダラスな女帝たち(女王から始まる日本の歴史;動乱の時代が女帝を求める? ほか)
第2章 なぜ女帝が選ばれたのか(なぜ女帝が選ばれ続けたのか;そもそも女帝とは何か ほか)
第3章 大化改新と皇極天皇の悲劇(二大勢力の葛藤と求められた女帝たち;罵倒された斉明天皇の土木工事 ほか)
第4章 スキャンダルに隠された女帝の反乱(トヨの王家を潰した持統天皇;持統から始まった新たな王家 ほか)

著者等紹介

梅澤恵美子[ウメザワエミコ]
東京都生まれ。歴史作家。『万葉集』や古伝書などから独自の古代史像を構築(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mimm

4
なぜ古代日本に女王が多く存在したのか。男性著者と違い、スキャンダラスな一面もどこか切なくいやらしさがない。難しい漢字もルビが多く振ってあり読みやすくて良心的。第三章、皇極天皇と善光寺のつながり、なぜ地獄に堕ちたと言われているのかが個人的に一番面白かった。他の著書も読んでみたい。2010/12/29

たぬき

2
『天上の虹』を読んだ影響で手にとってみた。おかげでイメージしやすく、人物各々に思い入れを持って楽しく読むことができたが、あまりに複雑な人間関係に頭が混乱。もちろん『天上の虹』の設定とはかなり違ったし、だからといってこの本に書いてあることは一説に過ぎず、私にそれを見極める目はない。ある時代について詳しく書かれた一冊の本を読んだのはおそらく初めてのことだった。詳しい史料のない時代について考察することの難しいことよ。2018/11/12

penguin

1
図書館。皇極から孝謙までの女帝を通して、当時の政争を考察した一冊。蘇我一族を中心に描いているので、割と分り易かったかと思います。久しぶりに古代史への興味が復活しました(笑)2010/10/09

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