内容説明
ニュージーランド軍の案内役としてオーストラリアに舞い戻ったエリーたち。敵の妨害工作のために、ニュージーランド軍兵士たちとそのガイドを頼まれたリーはウィラウィーへ向かう。闇に身を潜め、戻らない友を探しにウィラウィーへ侵入する4人。しかし、愛すべき故郷は侵略国の人間が住む町と化していた。敵兵の執拗な追跡をかわし、エリーたちはあの懐かしい建物に辿りつく…。そこで悲しい事実が明らかに―。母国救出という使命と死の恐怖の狭間にゆれる若き戦士たちが、闇夜を切り裂き、植民地と化した町を疾走する。夜空の下で巻き起こる大追跡劇を描いたシリーズ第4弾。
著者等紹介
マーズデン,ジョン[マーズデン,ジョン][Marsden,John]
1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を転々とした後、28歳で教員生活へ。87年にデビュー作『So Much To Tell You』(『話すことがたくさんあるの…』講談社)を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。小説、エッセイの執筆活動の他、若い小説家を育てるためのワークショップも開いている
菅靖彦[スガヤスヒコ]
1947年岩手生まれ。翻訳家、セラピスト。日本トランスパーソナル学会副会長。人間の可能性の探求をテーマに著作、翻訳、講座を手がけている
二見千尋[フタミチヒロ]
1967年宮崎生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門は近・現代倫理学。現在、大学・専門学校にて非常勤講師を務める傍ら、著述・翻訳活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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