内容説明
常勝武田軍を完敗させた信長発案の新機軸の戦い。
目次
第1章 長篠城攻防
第2章 強右衛門磔死
第3章 設楽原築城
第4章 決戦設楽原
第5章 織田・徳川・武田―その後
長篠・設楽原の合戦をもっとよく知るための基礎知識
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bianca
37
武田信玄没後の武田軍と信長・家康軍の戦い。三方ケ原で信玄に散々打ち負かされている家康が屈辱を晴らす場ともなった。裏舞台で活躍した、鳥居強右衛門(すねえもん)という下級武士がいたことを知る。泳法に長けており、長篠城を取り囲む、武田軍の隙をぬって、その窮状を家康に知らせに行った。帰りに武田軍に見つかり磔死(たくし)するが、こういう僅かな義と侠のために命を投げ捨て、悔いのない生き方をする武士を「武辺者」というらしい。今まで読んだ中では一番戦闘シーンが凄惨に描かれている。鎧や信長の帽子など細かく見ると興味深い。2015/06/01
どあら
25
図書館で借りて読了。鳥居強右衛門のことは以前、長篠城址保存館へ訪れた時に知りました。長篠・設楽原の合戦のことが詳しく分かるのでオススメです(^^)2020/09/29
零水亭
23
(息子の漫画)馬場美濃守さま…つ.T 一時期ハマった『名将言行録 第一巻』また読んでみます(デジコレ)。2021/09/01
Teruhisa Takii
4
長篠合戦は設楽原での合戦であったのか。2019/09/29
ツキノ
3
この合戦について、学生時代に学んだ覚えがまったくない。教科書に載っていたとしても完全スルーしていたのだろう…2016/08/25