「ぼくら」シリーズ<br> ぼくらの最終戦争

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「ぼくら」シリーズ
ぼくらの最終戦争

  • 宗田 理【作】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ポプラ社(2007/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591096802
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

中学三年の三学期、いよいよ英治たちも卒業間近となった。なにかやらかすに違いないと、教師たちが厳戒態勢をしくなか、卒業式をどう盛り上げるかの策略を練る「ぼくら」。そんな折、ようやく出所してきたルミの父親が、刑務所で仕入れた謎めいた殺人話をしたのち失踪してしまう。真相究明に奔走しつつ、せまる卒業式に向けての準備も万端。いったい「ぼくら」は最後にどんなことをやってみせてくれたのか…。英治・相原と仲間たちの、熱くて痛快なイタズラ列伝、中学生編ついに最終巻。

著者等紹介

宗田理[ソウダオサム]
1928年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。父親の死後、少年期を愛知県ですごす。大学入学と同時に上京、出版社勤務を経て作家活動に入る。1979年、直木賞候補作となった『未知海域』で作家デビュー、社会派ミステリーや企業情報小説等で活躍。現在は、名古屋市在住。旺盛な執筆活動のほか、教育問題、豊橋ふるさと大使などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かな

51
廃工場立てこもり事件から3年、ぼくたちは高校受験を迎え卒業を迎える。中学1年の夏から始まったこのシリーズも中学編は最終巻となった。時代的なものもあるが、昔でいうところの秘密基地を作り大人達と対決し、いじめ問題に取り組み、はたまたギャングや殺し屋まで相手に大立ち回り、挙句の果てに政治問題、政治献金、虐待問題、教育の在り方(教師と生徒)等、現代でも問題になっていることを、良い悪いで行動したのではなく単なるいたずらで解決してしまう。無償の友情と行動力で。ぼくたちの行動を理解してくれる大人達の協力のもとに。2022/09/14

へくとぱすかる

45
中学生編最終の11冊目。卒業前の「ぼくら」は受験ムードだが、教師側は卒業式で何かコトを起こすと決めつけ、親をスパイにして探ろうとする。そんな中で、巻を越えてつながる大人の世界の大事件に「ぼくら」は積極的に関わっていく。例によってうまく行きすぎに見えるが、知恵とフットワークの良さを見せつける。それと、矢場さんと瀬川老人の活躍も忘れたくない。世代間の対立がテーマではないのだ。親・先生が無理解なのに、ときには悪役が子どもの仲間になってしまうあたりが、シリーズの痛快な点だ。図書館に続巻がないので、この先は保留中。2020/10/13

はる

20
とうとう中学生編が終了。最後は先生の勘違いとかがあって綺麗に終わったって感じです。瀬川さんの最後の言葉がちょっと引っ掛かったけど、これは高校生編で明らかになるのかな?みんなとは離れちゃったけど、高校生編ではどんな事をしてくれるのか楽しみ❗2016/07/10

あーちゃん🥰@低浮上

12
ぼくらシリーズ最&高 ⤴︎︎︎⤴︎︎😂 中3の3学期…卒業間近の英治たちの話‎(◍˃ ᵕ ˂◍)2021/01/24

Ayaka

10
最後までいたずら心を忘れない主人公が良いと思った。2020/01/13

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