内容説明
世の中は変わらない。自分をちょっと変えてみる―東洋哲学に造詣の深い著者からの生きるヒントが詰まったイラストブック。
目次
幸せってあるもので満足すること(留守番;虜 ほか)
人生って半分幸せなら充分なもの(怖い人;二匹のヘビ ほか)
運命って自分の畑を耕すこと(今日は辛くても;心の力 ほか)
希望って夜空に輝く星(俺たちの人生;合理主義 ほか)
著者等紹介
イギュギョン[イギュギョン]
1948年生まれ。児童雑誌の編集長を経て、イラストレーターに。韓国児童図書賞(イラストレーション部門)、児童文化大賞受賞。国際ビエンナーレにも作品を発表する
黒田福美[クロダフクミ]
1956年生まれ。桐朋学園演劇科卒業。映画、ドラマなどで俳優として活躍する一方、芸能界きっての韓国通としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
80
『おなかがすいたらごはんたべるんだ』に続いて。今回は愛犬ポチへのオッさんの語り掛け。 ポチや!チャンスって奴は 道ばたに落ちているカルビの骨みたいなものさ。素早くものにしてしまわなければならないんだ。拾おうかどうしようか迷っているうちに 他の犬にあっという間に持っていかれちまう。だからどんな時でもチャンスが巡ってきたと思ったら後先かまわずとにかく掴んでしまうんだ。2017/02/06
どぶねずみ
18
『おなかがすいたらごはんたべるんだ』に引き続き、イラストとともに楽しく生きるための言葉を連ねた本。欲を丸出ししてはいけない。欲は半分、良いことがあるから悪いことも対になって存在するんだ。良いことは独り占めしないで、誰かに分け与えよう。もっと良いことがあるかもしれない。そんな風に教えられた気がした。2017/02/26
あや
2
おっさんは本当に当たり前なことを語りかけてくれる。でも皆が忘れてしまっている大事なことを。思い出させてくれた。おっさんの「ポチや」って呼び声が聞こえてきそうだった。2014/06/15
ぴよぴよ
2
読みごたえある。絵がかわいい。ポチとおっさんの人生論。奥付より後ろの「ずっといっしょ」の気持ちが素敵。2012/03/16
つっち
0
可愛くて、癒されて、生きる力が湧く本。 こんな素敵な本なのに、区内図書館に無くてリクエストしました。 都内にも数冊しかないなんて残念でしかない。 あまりに気に入ったので、仲良しの友達にプレゼントすることにしたのですが…みつかるかな?この本。2019/06/03