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Tomorrow〈stage1〉―明日、戦争が始まったら

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591095539
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

どこにでもいる7人の高校生。キャンプを終えて町に帰ってきた彼らが目にしたのは、信じられない光景だった。忽然と消えた家族、無残な姿をさらした家畜たち、断たれた通信手段…。どうやら彼らの町・ウィラウィーは謎の武装集団に占拠されたらしい。住民が拘束されている中心部に潜入を試みた彼らは、聞きなれない言葉を話す兵士たちの姿を目にする。敵の追跡と爆撃、そして仲間の負傷。彼らは次第に追いつめられていく。今日という日は、いつまで続くかわからない―。自らと家族の生存をかけた、ティーンエイジ・サバイバルがいま始まった。

著者等紹介

マーズデン,ジョン[マーズデン,ジョン][Marsden,John]
1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を転々とした後、28歳で教員生活へ。87年に処女作『so much tell you』(邦訳『話すことがたくさんあるの…』)を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。小説、エッセイ執筆活動の他、若い小説家を育てるためのワークショップも開いている

菅靖彦[スガヤスヒコ]
1947年岩手生まれ。翻訳家、セラピスト。日本トランスパーソナル学会副会長。人間の可能性の探求をテーマに著作、翻訳、講座を手がけている

二見千尋[フタミチヒロ]
1967年宮崎生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門は近・現代倫理学。現在、大学・専門学校にて非常勤講師を務める傍ら、著述・翻訳活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yumiha

4
尖閣諸島やら竹島やら不穏なニュースに、あれこれ考えるこの頃。エリーたち高校生は、どうやってこの状況と向き合うのか?気になる。2012/08/31

エリオちゃん

1
少年少女小説の参考。 年齢が低くても知恵と勇気があれば状況を覆せる。そういう要素はエンタメ小説の万国共通のものなのかもしれない。2018/04/22

acidrain

1
エリーと気の合う友達たちと人の寄りつかない地獄(ヘル)へキャンプしている間に何者かに国を侵略された話。ここ最近、隣国の圧力がかかっているので、いつかこの本のような状況になったら自分はエリーたちのように抗えるのか。サバイバル要素が多くて展開が気になる話だった。ただ、この手のドラマみたいな作りには恋愛要素が結構入るが戦争中で誰かの存在が心強いからかエリーがいつも恋愛のことばかり考えていてそういった展開になるのはちょっとがっかりだったかな。最悪な展開で続編へと続くので、stage2も読む予定。2012/11/01

mimi

1
何があるか分からない世の中。サバイバル精神は、常に身につけておきたいものだ。2012/04/27

かなかな

1
再読。引き込まれる。オーストラリアが侵略される話なんだけど、もし日本だったらって、どうしても考えてしまう。関係ないけど、「世界屠畜紀行」読んだ人にもオススメ。2011/06/30

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