内容説明
どこにでもいる7人の高校生。キャンプを終えて町に帰ってきた彼らが目にしたのは、信じられない光景だった。忽然と消えた家族、無残な姿をさらした家畜たち、断たれた通信手段…。どうやら彼らの町・ウィラウィーは謎の武装集団に占拠されたらしい。住民が拘束されている中心部に潜入を試みた彼らは、聞きなれない言葉を話す兵士たちの姿を目にする。敵の追跡と爆撃、そして仲間の負傷。彼らは次第に追いつめられていく。今日という日は、いつまで続くかわからない―。自らと家族の生存をかけた、ティーンエイジ・サバイバルがいま始まった。
著者等紹介
マーズデン,ジョン[マーズデン,ジョン][Marsden,John]
1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を転々とした後、28歳で教員生活へ。87年に処女作『so much tell you』(邦訳『話すことがたくさんあるの…』)を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。小説、エッセイ執筆活動の他、若い小説家を育てるためのワークショップも開いている
菅靖彦[スガヤスヒコ]
1947年岩手生まれ。翻訳家、セラピスト。日本トランスパーソナル学会副会長。人間の可能性の探求をテーマに著作、翻訳、講座を手がけている
二見千尋[フタミチヒロ]
1967年宮崎生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得満期退学。専門は近・現代倫理学。現在、大学・専門学校にて非常勤講師を務める傍ら、著述・翻訳活動を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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