内容説明
なぜ、ソバ屋の出前が減り、牛乳の宅配が伸びているのか?商品開発、流通見通し、「評判」のつくり方、売れてるモノの背景がわかります。
目次
蕎麦の出前はどこへ行く?
検体回収からどら焼きまで、疾風怒涛のバイク便
健康志向で大復活、牛乳デリバリー
白さだけじゃない、クリーニング
町の活気のバロメーター?寿司デリバリー
女心とおそうじ宅配便
日本上陸から二〇年、宅配ピザの走ってきた道
食品デリバリーの半世紀
甘くて苦いスイーツの世界
家族の一員だからこそ、進化するペットサービス
楽しい時間を届けます、イベントデリバリー
御用聞きます、家電です
酒と水。重くかさばる、だからこそ!
裁断からリサイクル処理まで。情報管理のデリバリー
こだわって家事代行!
家で過ごす至福、オンラインレンタル
気分晴れやか、出張美容
逆上がりから縄跳びまで、体育教師は子どもを救う?
義理の花よりココロの花
住まいにまるわるあれやこれや
惣菜デリバリーの奥深い世界
著者等紹介
三田村蕗子[ミタムラフキコ]
福岡生まれ。津田塾大学卒業。マーケティング会社、出版社等を経て、現在フリーのジャーナリスト。流通業を中心に、ビジネス全般に関するテーマを追いかけている。商売の仕組みや仕掛け、そこから生み出される世相や日本独自の消費動向に関心大(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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手押し戦車
12
デリバリーも事業の形になってると常識の様に感じる。デリバリーの発想は意外と普段の日常会話やお返しのプレゼントで相手が欲しがっている物が普段は買えるのにデリバリーが無い商品だったりする。普段から常識に思える事を普通に聞き流しているとチャンスを逃してしまうけど、相手は普通に話してる内容でもあり得ないと思った部分にチャンスが眠っている。デリバリーは品質が落ちるのは仕方が無いとか値段が高いと思うのは売り手の都合で買い手のは逆の事を望んでいる。デリバリーで成功するのは売り手の不都合を存分にやり抜く事で事業になる。2014/12/11
ヒラP@ehon.gohon
7
様々なデリバリースタイルの紹介。その盛衰も社会と共に有ることを実感します。面白い宅配分析です。2016/09/30
やっしー
1
2006年。日本デリバリー研究。 食品だけでなく多岐にわたるデリバリー。私たちの暮らしはどんなサービスを生んできたか。とても面白い。2012/11/22