内容説明
かつてあんなに身近な存在だったザリガニが見あたらない!いったいどこへいってしまったの…?ザリガニ好きの新聞記者・谷本さんは、ザリガニを求めて各地をとびまわります。ザリガニに、いったいなにがおきたのでしょう。ザリガニ減少のなぞに、谷本記者がいどみます―。
目次
1 沼の大王
2 青い目のザリガニ
3 ふたつの名まえ
4 小さな王さま
5 ザリガニのつり堀
6 きえたともだち
7 手づくりの水そう
8 犯人はだれ?
9 田んぼに立って考える
10 がんばれこどもたち
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
1953年、名古屋市に生まれる。新聞記者。コウモリの会会員。最近はプチ生物研究家として、身近な生き物を素材にした作品を発表している。『ぼくは農家のファーブルだ』(岩崎書店)と『カブトエビの寒い夏』(農山漁村文化協会)が、それぞれ第46回と第48回の青少年読書感想文全国コンクール課題図書となる
下田智美[シモダトモミ]
1969年、和歌山県に生まれる。動植物の専門学校を卒業後、自然をテーマにした作品を数多く描いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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poppo
3
ニホンザリガニが減った話かと思った。アメリカザリガニも減っているの?2018/07/03
ようこ
2
数年前に読み、内容の記憶があやふやだったため再読。ザリガニの釣り方、かいかた、生態や棲息状況の調査など小学校中学年以上くらいにもわかりやすく書かれている。そしておもに千葉県内のたんぼでアメリカザリガニが減ったと著者が感じ全国的に調べたところやはり減少の模様。原因として田の減少、用水路の形態の変化、餌の減少と生息地減のため近親交配が進み生き物として弱くなったからと推測2012/06/23