内容説明
砂漠に不時着したぼくの前に、「ねえ、ぼくに羊を一匹描いてよ…」と言う不思議な男の子が現れた。彼は、小さな星の王子さまだった―。生きる意味を問いかける永遠の名作がポケット文庫に登場。小学校上級。
著者等紹介
サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド[サンテグジュペリ,アントワーヌド]
1900年、フランスに生まれる。飛行士の仕事に従事する一方、1926年、小説『飛行士』でデビュー。その後『夜間飛行』『人間の大地』『戦う操縦士』などを発表。1944年、偵察飛行中に消息を絶つ
谷川かおる[タニカワカオル]
東京芸術大学美術学部卒業、東京都立大学人文学部仏文学博士課程退学。パリ第三大学およびエコール・プラティック・デ・ゾート・ゼチュード留学。明治大学・駒澤大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
36
「目には見えない花がそこにあるから、星は美しいんだ…」 ■この 谷川かおるさんの訳、素晴らしかった! 言葉遣いが柔らかで優しくて♡ 現代の子供達にも意味が取りやすいと思います。オリジナル版に近い判型で、挿絵もフォントも行間や余白も完璧です☆ ■キツネ「あんたは、まだオイラにとって、十万人もいる小さな男の子と似たりよったりのただの男の子なんだ。…でも、もしオイラがあんたになついたら…あんたはオイラにとって、世界でただひとりの男の子になる…」(1943年、2006年訳) (→続2019/12/31
roomy
24
ライブラリー本。初めて読んだ。わかったようなわからなかったような。他の翻訳本もチェクしてみよう。2013/05/05
紫苑@低浮上
8
小5の時にこれを読んだのを忘れてこの間集英社文庫版を買ってしまった。前も今回もよく分からなかった。
キー
7
内藤濯訳『星の王子さま』のようにですます調の文体にしなかったことで、飛行機乗りが 大人になりきれない幼稚な大人にしか思えないのが残念です。内藤濯訳では、飛行機乗りに対して幼稚とは全く感じないんですけどね。 なにしろ、序盤から「すごくがっかりしたんだ。」「うんざりなんだ・・・・。」ですから。 それなのに、さいごには「すぐぼくに手紙を書いて知らせてくれたまえ・・・・。」と、大人感を醸し出すのが心地悪いです。 それでも、王子さまとの別れのシーンは感動させられましたし、全体的に良い訳文だったと思いましたよ。2016/01/07
亮さん( ̄^ ̄)ゞ
4
名作読み終わり。とても哲学的な一冊。でも言いたいことはとても純真で。仮に飛行機乗りが飛行機を修理して王子様を星まで運んでたらとか考えてしまうのだけれど宇宙を飛行機で飛ぶなんてファンタジーでも許されないか。2016/01/02
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