著者等紹介
薫くみこ［クンクミコ］
１９５８年、東京に生まれる。女子美術大学デザイン科卒業。本シリーズ一巻目『十二歳の合い言葉』でデビューし、第１２回日本児童文芸家協会新人賞を受賞。作品に『風と夏と１１歳』（産経児童出版文化賞）など多数
中島潔［ナカシマキヨシ］
１９４３年、佐賀県に生まれる。唐津西高校卒業。広告界で活躍後、絵画活動にはいる。『木霊みょうと』でボローニャ国際図書展グラフィック賞受賞。童謡、金子みすゞ、源氏物語などをテーマに画文集を発表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ぐっちー
17
梢が不良たちとカツアゲをしていた？！ショッキングな目撃情報に戸惑う菜々とかおり。心臓を悪くしてから、梢は自分の取り柄であったスポーツの道を失い、生きる意味を見出せずにいた。どんどん変わってゆく自分を受け止め許すこと、本当の優しさを学んだ3人。もう、子供じゃない、眩しい夏を描く良作。2015/06/01
まさえ
3
子供のころに読んだ本。凄く久々に見かけたので、懐かしくなって読み返してみました。子供の頃 手に取ったのは、中島潔さんのイラストが好きだったからだけど、絵も好きだけど中身も好きになった記憶があります。私が12歳の頃は、この本の登場人物の子たちより、もっともっとガキんちょでしたわ（´▽`;2018/01/18
あさり
2
子供向け長編。なかなか良かったです。涙ぐんだところも。12歳ってこんなにしっかりしてたかな…？ちょっと、物語の為に盛ってるとは思うけど、素直で若い子供の瑞々しさを鮮やかに描けていて良かったです。３人の掛け合いに笑えたところも多かったです。シリーズみたいだけどこれしか読めていませんが、他のも面白そうです。12歳に読んで欲しい良作ですね。2014/12/11
