ポプラポケット文庫
バレリーナの小さな恋

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591091760
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8297

内容説明

憧れのパリ・オペラ座のバレエ学校に入学したイレーヌ。サン・クルーの丘にあるクレパンさんの家に、オペラ座の先輩ステラ、画家ジョナサンと下宿しています。ライバルたちがひしめくなか、異例の早さでバレエ団の正団員となり…。小学校上級。

著者等紹介

長谷川たかこ[ハセガワタカコ]
上智大学仏文科卒業後、アメリカ・ペンシルヴァニア大学、パリ・ソルボンヌ大学に留学。1986年よりパリ在住。フランスの漫画バンド・デシネの編集・翻訳、パリ情報のWebマガジン編集長など、フレンチ・カルチャーを日本に発信する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カタコッタ

12
ワカメちゃんのモデルだったといわれる長谷川たか子さんが翻訳された本なので。昔々の少女時代からマンガも含めてずいぶんバレエのお話を読んできたつもりでしたが、これは掘り出し物でした。フランスっぽいといえば簡単なのですが、雰囲気が大人っぽく、何ともオシャレでラストも映画のようです。少女向けの物語ですからそれは夢の様なものですが、でもこういうの好みです。謎多き作家ヒル、でも多いに人気がある。面白ければ他は気にしないフランス人の感性を感じました。2021/06/29

しろのあ

8
パリ・オペラ座バレエ学校を舞台にしたサクセスストーリー。学園生活や舞台のシーンなど丁寧に書かれていてけっこう掘り出し物でした。恋は昔の読み切り少女漫画風でいまいち乗り切れませんでしたが・・・才能に関する葛藤などは今読んでも色褪せないと思います。2016/04/12

topo

4
『ピンクのバレエシューズ』続編。続編があるとは知らなかった! 憧れオペラ座のバレエ学校に入学したイレーヌ。数多いるライバルに揉まれながら更なる成長を遂げる。ラ・シルフィードに白鳥の湖。山岸涼子「アラベスク」、有吉京子「スワン」を再読したくなる。バレエ一筋イレーヌ恋の行方を見届けられ満足 。2020/01/03

shushu

2
レオタードを隠されるとか時計をずらされるというエピソードは、洋の東西を問わないんだ、と苦笑。翻訳は1986年初版ですが、ヒロインの父親はインドシナで亡くなっているとか、パリでは下宿、という設定からすると1950年代が物語の舞台?最後はスジェからエトワールに飛び級するかと思いました。2015/07/27

橋本ヒロコ

2
オペラ座の内部事情を垣間見られると思い読んだが、可愛いお話でした。2015/05/01

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