内容説明
ごみの歴史と問題点、リサイクルの最先端がよくわかる!わたしたちの生活と密接に結びついている「ごみ」の問題を、基本から徹底解説。リサイクルのしくみや最新の取り組みについて、素材ごとに豊富な写真と詳細なイラストで、わかりやすく説明しています。ごみの問題をとおして、わたしたちがなにを考えなければいけないか、根本的な問いかけにこたえられる内容です。巻末に、ごみとリサイクルに関する学習の参考となる、施設やホームページも紹介しています。
目次
1章 ごみってなんだろう?(ものがあふれた地球のいま;人が暮らすとごみがでる ほか)
2章 ごみの処理のしかた(ごみはどこへいくの?;家庭からでるごみの分別 ほか)
3章 ごみを減らすために(「ごみにしない」という考え方;海外のリデュース・リユース ほか)
4章 ごみ問題の解決にむけて(リサイクルの成果とは;リサイクルの種類と現状 ほか)
著者等紹介
安井至[ヤスイイタル]
国際連合大学副学長、東京大学生産技術研究所名誉教授。1945年東京生まれ。専門は無機材料化学、環境科学。環境分野ではLCA・環境総合評価法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
71
「全てのモノはゴミになる」は名言。しかもモノは大切な資源から作られる。プラごみを捨てる袋もプラ製とは冗談がきつ過ぎる。ずっと江戸時代だったら良かったのかも?徳島県上勝町はゴミ収集車が走らない。住民の手で分別されリサイクル率驚異の80%😲もうここに住みたいわ!既に地球は悲鳴を上げている。宇宙開発などの技術を追求するのもいいが、そこにあるのは夢だけで既に宇宙はゴミだらけ!地球環境整備が先だろう!といつも思う。火星もまた人間が荒らすんだろうなと思うと未来に夢が持てない。可哀想な動植物と宇宙ごめんね😢😢😢2024/01/16
M7T
1
ちょっと古い本だったけど、ためになるいい本だった。個別リサイクル法の解説やリサイクル方法の各種解説など妙に詳しい内容や、終章の「幸せとはなんだろう?」から考えるごみの問題など、なかなかどうして、大人もためになる奥のふかーい一冊でした。2016/11/30