内容説明
「衣食住」をテーマに、日本の歴史をみてみよう!「着る」「食べる」「住む」の3つをテーマに、旧石器時代から明治時代以降までの日本人の生活のうつりかわりをわかりやすくまとめました。美しいカラーイラストや写真資料を豊富に収めました。各時代の衣服や食事、住居の特徴が手にとるようにわかります。貴族や武士など、身分の高い人ばかりでなく、できるかぎり庶民のくらしのようすがわかるよう、心がけました。
目次
原始・古代(旧石器時代のくらし;縄文時代のくらし ほか)
中世(鎌倉時代のくらし;室町時代のくらし)
近世(安土桃山時代のくらし;江戸時代のくらし)
近現代(明治時代以降のくらし)
著者等紹介
西本豊弘[ニシモトトヨヒロ]
国立歴史民俗博物館教授。1947年生まれ。早稲田大学教育学部社会科卒業。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は動物考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
15deossan
1
日本の衣食住の歴史図鑑。児童向けなので、そこまで詳細ではない。でも、説明はわかりやすく、住居や服装、食べ物の変遷が、イラストや写真と共に満遍なく書いてある。ただ、江戸時代以前の農民(百姓)の情報が少ないのは残念。昔から人口の大半は農民だったというし。そこは別の本で補完したい。印象に残ったのは、子どもを抱っこしたりおんぶしている縄文時代の土偶。初めて見た。「子抱き土偶」と呼ばれていて、4000~5000年前に作られたみたい。土偶と言えばエイリアンみたいなイメージだが、今と変わらないその日常的な造形に驚いた。2015/11/27
Kazuo
0
じっくり時間をかけて読み込み考えないと、時系列に時代区分ごとに重要事項を並べて行くだけでは、実につまらないということがよくわかった。絵がいっぱいあれば理解が促進されるかというと、そうでもないことも良く分かった。子供はこの本を読んで、何を感じるだろうか。2015/01/03
-
- 和書
- ヨーロッパの祭りたち