内容説明
「はいけい、お元気ですか。」森からとどくてがみには、もぐらのチクタク、いたちのプンカン、うさぎのワタボコリ、のねずみのチラランなど森の動物たちがまきおこすゆかいなお話がいっぱい。表題作のほかに「王さまブルブル」「ババロワさんいらっしゃい」など六編を収録。
著者等紹介
舟崎克彦[フナザキヨシヒコ]
1945年、東京に生まれる。学習院大学卒業。主な作品に「ぽっぺん先生」物語シリーズ(赤い鳥文学賞・路傍の石文学賞)、『雨の動物園』(国際アンデルセン賞優良作品賞)、『かぜひきたまご』(サンケイ児童出版文化賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideto-S@仮想書店 月舟書房
50
表題作のほか6篇を収録。『森からのてがみ』は、手紙の形式をとった子ども向けのかわいらしい童話。『もぐらのチクタク』、『いたちのプンカン』、『森の運動会』、『のねずみのチララン』のほのぼのした4つのお話が並びます。それ以降は、大人向けファンタジーも手がける作者の真骨頂が随所に発揮されます。特に『ババロワさんいらっしゃい』に登場するババロワ・サンダラボッチはちょっと不気味なキャラクターです。続く『だれもいなくなった』も、子どもが読んだら怖い童話じゃないかな。2014/11/25
おか
20
前半の森からのてがみ は 一つが5分〜10分位で 読み聞かせにはちょうど良い。森の動物達が 色々な出来事を 手紙形式で教えてくれる。可愛らしい小品が並んでいる。後半の「王さまブルブル」「ババロワさん」の4連作「誰もいなくなった」「クレヨンの家」これ等は子供達が自分だけで読むか 親と一緒に読んだ方が良いかもしれない。「王さま、、、」は老いる という事「ババロワさん」は 地球で一番怖い人間の話です。2016/10/31
うちのたま知りませんか
3
この本読んでから、こういった動物たちの話がすごく好きになった。2016/06/10
Ku.N
0
約30年前に、父からのお土産で貰った本。 子に買い与えるも、不評でした(笑) 短編集なので、子供でも気軽に読めました。 一話目が好きでした。




