内容説明
金のりすはぼくだけの友だちなんだ。だれにも見せることはできない。なかよしのまきちゃんにだって。重症筋無力症とたたかいながら、「いのち」をテーマに作品を書きつづけた童話作家―江崎雪子、渾身の遺作。
著者等紹介
江崎雪子[エザキユキコ]
静岡市に生まれる。日本女子大学英文科4年生のとき病に倒れ、闘病生活を続けながら創作に励む。デビュー作『こねこムーのおくりもの』で日本児童文芸家協会新人賞を受賞。一貫して生きることのよろこびを訴えつづけた。2005年3月15日没
永田治子[ナガタハルコ]
1960年、静岡県に生まれる。女子美術短期大学彫塑教室卒業。その後、フランスに留学。女子美術大学非常勤講師。二科会会友。2002年、『朝の別れを』(ポプラ社)で、産経児童出版文化賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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