内容説明
松井さんの空いろのタクシーは、だれでものせてもらえます。男の子や女の子はもちろん、ピエロのおにんぎょうや、くまのぬいぐるみだって。それから、この本をよんでいる、あなたたちも。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。日本女子大学(通信)卒業。日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞、旺文社児童文学賞、小学館文学賞、野間児童文芸賞、ひろすけ童話賞などの多くの受賞作がある
北田卓史[キタダタクシ]
1921年、東京に生まれる。東京工業専修学校機械科卒業。1992年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
37
いろいろな動物たちが、ごく自然に、タクシードライバーの松井さんの車に乗っていく。いじわるなんてしないし、松井さんの心にあたたかな思いを置いていく。時にはダムに沈んだ村の、祭りの思い出さえも。元の単行本と同じ、北田卓史さんのイラストに、何より癒やされます。2017/06/06
緋莢
11
「なの花橋近くの、いずみようちえんまでお願いします」ある春の日。若いお母さんが、小さな男の子5人を連れて、松井さんの運転するタクシーに乗ってきた。5人の男の子はそっくりの丸い顔をしていて、幼稚園に着くと柵越しに見学を始めた。その様子を眺めていた松井さんだったが、5人の男の子から、あるものが出てきて・・・2017/06/06
tam tam
2
こどもたちがタクシーにのっているところが、おもしろい。2013/06/16
チュンセ
1
春に読みたい
ソーナノ
1
【シリーズ2】 春のお客さん/きりの村/やさしいてんき雨/草木もねむるうしみつどき/雲の花/虹の林のむこうまで/まよなかのお客さん2013/11/05