内容説明
きょうは、クリスマスイブ。チビねずくんと、オオねずくんは、クリスマスのじゅんびで、おおいそがし。ところが、ヒイラギのみを、とりにいったチビねずくんのまえに、つぎつぎこわいかいじゅうが、あらわれて…。
著者等紹介
ヘンドリー,ダイアナ[ヘンドリー,ダイアナ][Hendry,Diana]
フリーのジャーナリストとして活躍した後、大学の社会人講座で文学を学ぶ。現在、イギリスのブリストルの大学や専門学校で教えながら、絵本、大人向けの短編、詩と、幅広い創作活動をしている。1991年、『屋根裏部屋のエンジェルさん』(徳間書店)で、イギリスのすぐれた児童文学に与えられるホイットブレッド賞を受賞
チャップマン,ジェーン[チャップマン,ジェーン][Chapman,Jane]
イギリスのヨーヴィル・カレッジの美術コースで学んだ後、肖像画家、ぬいぐるみデザイナーを経て、子どもの本の仕事を始める。絵本作家の夫、ティム・ウォーンズとの共作も多い
くぼしまりお[クボシマリオ]
1966年、東京に生まれる。文化学院美術科卒業。子どもの本の創作や翻訳に意欲的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nyanco
12
チビねずくんにとっては、初めての冬。雪がふってきたら、『空がちぎれて降ってきた~』と驚き、水に映る自分の姿に驚き、雪の上に残る足跡は透明怪獣…。チビねずくんのドキドキに子供たちは、最初ちょっと笑っちゃうかもしれないけれど、次第にハラハラ…。やっとオオねずくんのところに戻ってきて…。オオねずくんの頼もしさ、優しさにじんわり。赤々と本当に温かさが伝わってくる温かいストーブの前の二人のラストシーンが素敵。チビねずくんとオオねずくん達のファンになってしまいました。2009/12/19
定年(還暦)の雨巫女。
11
クリスマスは、たのしいよ。チビねずくん。2010/12/07
遠い日
7
クリスマスの日に初めての雪の体験。チビねずくんのとまどいが、だんだんマックスに高まっていくようすは、読み手をはらはらさせるほど。水に映る顔や雪のうえの足跡に、「何者か」の妄想が膨らんでいく恐怖。落ち着いたオオねずくんの助けで、全てを納得する。だって、クリスマスなんだもの、楽しくすごさなくっちゃね。2013/02/25
カンジパパ
6
長男と次男で反応が分かれました。長男はおおねずくん派。「雪やのになあ」と割と冷静。次男はチビねずくんと同様におろおろ。「とうめいかいじゅうってなに?ネロンガ?」ドキドキとほかほかを味わえるお話でした。2009/12/18
まみ
5
表紙の雪がラメ入りになっててとてもきれい。チビねずくんが初めて見る雪にドキドキハラハラする様子がとてもかわいかったです。不安でこわくてたまらなかった雪の世界が、おおねずくんの言葉で素晴らしい世界に変わり、とびきり素敵なクリスマスに。クリスマス絵本を探していてこれに出会いましたが、ねずみ好きの長男はシリーズの他の本も読みたい!と言っていました。2009/12/07
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