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著者等紹介
高橋邦典[タカハシクニノリ]
1966年宮城県生まれ。フォトグラファー。1989年渡米。1996年度・2003年度ボストン報道写真家協会フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー受賞。1999年度、2000年度ニュース部門第1位受賞。2003年AP通信メンバー、フォト・オブ・ザ・イヤー受賞。はじめての著書『ぼくの見た戦争―2003年イラク』(ポプラ社)で、第9回日本絵本大賞受賞。シカゴ在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
54
読友さんの感想からこの写真絵本を知った。リベリア、という国名を知っていても、それだけ。私は歴史も何も知らなかった。反政府軍が一般市民を攻撃する滅茶苦茶な内戦で、銃弾が頭上を飛び交う日常生活。家族を殺され、少年たちは自分を守るため兵士になり戦渦に飛び込む。戦争が終わっても、帰る家はなく、学校に行くこともできない少年たちの心の傷は癒えない。一日一食がやっと。貧しさ、くやしさ、悲しさ、怒り、著者高橋邦典さんのレンズがとらえた子どもたちの姿に、言葉が見つからない。あの子たちは今、どうしているだろう。2025/03/15
たまきら
40
「リベリア(Liberia)」ー自由(Liberty)、という名のもとに生まれたこの国で起きた内戦。多くの子どもたちが、戦争の道具として利用され、そしていまただ放置されていることを知ることができる写真絵本です。若い子たちのどんよりと曇った目が、「やりたいこと」を見つけてキラキラ輝く。どんな宝石よりも、私はその瞳が美しいと感じました。ー今日、東京大空襲から80年です。2025/03/10
ヒラP@ehon.gohon
29
リベリアという国がどうしてできたのか初めて知りました。 アメリカからの黒人移民による建国という、強引な建国理由のために、先住民との戦闘が始まったのでしょうか。 少年少女として戦争を体験した証言者の言葉がとても重いです。 捕虜を撃ち殺した経験を持つ青年の心はどうなったのでしょう。 綺麗事ではない現実を写真でとらえた本です。 それから20年過ぎて、現在はどのように暮らしているのでしょう。 社会を見る眼と、現状認識できる頭を、この本から学びたいと思います。2021/08/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
西アフリカ・リベリア共和国は14年間も内戦が続いた。内戦終了後、著者は当時知り合った子どもたちの安否確認にリベリアを訪ねる。 『13歳からの絵本ガイド YAのための100冊』 https://bookmeter.com/books/12736537 紹介絵本。【テーマ 私たちの平和と戦争】2018/10/28
ochatomo
4
アメリカから独立したリベリアで2003年起きた第2次内戦を取材した報道写真家がその後2004年2005年再訪し元少年兵らの暮らしをレポートする写真絵本 一日一食など厳しい生活 2005刊 作者はその後2006年2008年2013年と再訪を続けた https://thepage.jp/detail/20150314-00000003-wordleaf2018/08/24
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