内容説明
しずかなみずべにかえるがいっぴき。ばったがとんでもさかながはねてもかえるはだれかをまっています。いったいだれをまっているのかな。
著者等紹介
まつおかたつひで[マツオカタツヒデ]
1944年、新潟県長岡市に生まれる。自然をテーマに多くの科学絵本を発表している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
56
友達と遊ぶ約束をして、池のほとりで待ち合わせするカエルのお話。少し早く着いて、「まだかな」と待っているだけなのに、アオハダトンボがウシガエルに食べられたり、オイカワがカワセミに食べられたり、シオカラトンボが卵を産み付けて行ったりと、ドラマチックな事が次々と起こる。弱肉強食の世界の日常も大変だ、と思ったが、考えてみれば、我々の日常でも、駅前で誰かを待っている間に、目の前で生きるか死ぬかのものすごいドラマが展開しているのかもしれなかった。2016/10/09
annzuhime
36
次女(4歳5ヶ月)が図書館で借りた本。大好きなまつおかさんのかえる絵本。まだかなまだかな。まだ来ないかな。待っている間に見るのは川に来る様々な生き物たち。そしてその人生模様。まつおかさんの絵本は可愛いだけじゃなく、生物の世界の残酷さと美しさを合わせて描いているから好き。命をいただいて命をつなぐ。まだかなまだかな。やっと会えたけど、けっこう長く待ったんじゃないのかな笑笑。2020/10/22
そら
33
なかなか楽しい絵本でした。かえるさんが何かを待ってる間、周りにいろいろ起こりすぎて笑っちゃった!2019/07/23
ナヲ
32
身近な生き物がいろいろ出てきて楽しい。6月の梅雨の時期がぴったりの本です。2019/07/09
たーちゃん
27
息子は「誰を待っているんだろうねぇ。先に遊んでいたらいいのに」と言っていました。2022/04/08