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文庫版怪盗ルパン
七つの秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784591085349
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ルブランの小説のトリック、手法などが、すべて含まれている七つの短編集。巨人や死神も登場する怪奇の世界のミステリー。

内容説明

窓の外をぼんやりとながめていたルパンの目が、何かをとらえた。チカッ、チカッ…むかいの古いアパートから、反射する太陽の光がひとつのメッセージを送っている。ルパンは友人ルブランとともに発信現場へかけつける。そこにはすでに息絶えた男性が、無惨なすがたでたおれているばかり。ルパンは、日光の暗号から何を読みとったか。

著者等紹介

ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
フランスの推理作家、1864年生まれ。警察関係の新聞記者のかたわら、1892年夏から小説を書きはじめたが、あまり成功しなかった。1905年、雑誌社の依頼でアルセーヌ・ルパンを主人公とする短編を発表。それをまとめた短編集『怪盗紳士』(1907)で、爆発的人気を博した。1941年没

南洋一郎[ミナミヨウイチロウ]
明治26(1893)年1月20日東京府西多摩郡に生まれる。本名池田宜政。青山師範卒業。『懐かしき丁抹の少年』(1926)で少年小説家として出発。『リンカーン物語』(1930)、野口英世等の伝記を池田宣政の名で、『吼える密林』(1933)、『緑の無人島』(1937)などの冒険小説を南洋一郎の名で書いて、多くの少年読者を得た。戦後は『怪盗ルパン全集・全30巻』(ポプラ社)が圧倒的な人気を得た。昭和55(1980)年7月14日没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

56
短編集。どれも起承転結のハッキリした、アイデアの面白い作品揃いでなかなか楽しめた。読みきってカバーイラストを見るととても味わい深い。2017/10/06

十六夜(いざよい)

5
秘密にちなんだ七つの短編を収録。みじかだけに謎解きがあっという間なのが残念だが、どれもルパンらしくて良い。マフラーの話と油絵の話が好き。2014/02/09

遠藤三春

2
今回は短編集になっていました。面白かった。赤い絹マフラーだけは別の本で読んだことがあったな。3枚の油絵の秘密の話が個人的には好き。どれもルパンの紳士なところが出ていてよかった。ルブランとの絡みも好きだな。特にいうことないから感想短いな。2021/08/13

郁香

2
短編集も良いですね!2014/11/27

科学の小鹿

2
ルブランさんのルパン名短編作品が七つ詰まった本。光の反射の暗号があるなんて初めて知りました!2013/05/13

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