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変身願望~メタモルフォーゼ

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591085004
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8090

出版社内容情報

星新一、クリス・ネビル、志村貴子、菅浩江、イアン・マクラウドなど、人がもうひとりの自分の姿に気づく時・・・一風変わった変身物語。

著者等紹介

赤木かん子[アカギカンコ]
児童文学評論家、子どもの本の探偵、図書館棚づくりプロデューサー。1984年、子どもの頃に読んでタイトルや作者名を忘れてしまった本を探し出す「本の探偵」でデビュー。以来、子どもの本を中心に、本や文化の紹介、書評、講演など、さまざまな分野で活躍。1999年から本格的に取り組みはじめた、学校図書室棚づくりプロデュースで、全国の学校図書室が活性化しつつある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

19
「変身」がテーマのSFアンソロジー。星新一「空への門」は皮肉が効いて好きな話だけど、なぜこれが選ばれたんだろうと思って解説を読んで驚いた。こ、この話をどうやったらそんな風に解釈できるんだろう……。それ以外では、イアン・マクラウド「我が家のサッカーボール」は海外SFらしい飛んだ発想と抒情性が同居した傑作でした。2017/10/26

マツユキ

12
志村貴子さん『ぼくは、おんなのこ』を読みたくて。ある日、男が女に、女は男に変わってしまった世界の物語。すんなり受け入れている主人公が可愛い。菅浩江さん『嘘つきな人魚』は、以前読んだ『永遠の森 惑星博物館』の一編。一冊全部読み返したくなりました。星新一さん『空への門』明るい未来なんですが、主人公…。翻訳小説、クリス・ネビル『宇宙少女アン』かぐや姫みたい。イアン・マクラウド『わが家のサッカーボール』変身が当たり前な世界、最後まで読んだら、楽しそうだけど…。一番のお気に入りは表紙です。2022/09/13

植田 和昭

11
このシリーズ読了しました。とても面白かったです。特に面白かったのは、科学者たちの陰謀です。SFのジュブナイル本が廃れて久しいですが、やっぱSFは楽しいです 

眠りスナメリ

5
21世紀に読了。イアン・R・マクラウド「我が家のサッカーボール」が秀逸。

スターライト

5
星新一「空への門」クリス・ネビル「宇宙少女アン」志村貴子「ぼくは、おんなのこ」(コミック)菅浩江「嘘つきな人魚」マクラウド「わが家のサッカーボール」を収録。星、ネビルの冒頭の2作品がいい。星作品は、単純な成長小説の小品かと思ったら、最後にドンデン返しが待っていて、あっと言わせてくれる痛快作。ネビルは、よくぞこんなマイナーな作家の作品を発掘したなと感心しながら読んだが、とても感動的な結末でセレクトに納得。志村のコミックは、ちょうどいいところで終わってしまい、消化不良気味だった。2010/11/16

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