出版社内容情報
少年探偵団員とそっくりな人間が次々とあらわれて、悪いことを働き始めた。それは恐ろしいニコラ博士の罠だったのだ――。
内容説明
「ぼくがスリをやったって?」身におぼえのないできごとに、玉村銀一君はびっくり。自分にそっくりのにせものが、悪事をはたらいていた。銀一君のまわりで、つぎつぎとほんものにとってかわるにせものたち。宝石店の玉村一家、美術店の白井一家、そして、ついには小林少年までも…。ニコラ博士の恐るべき陰謀だ。
著者等紹介
江戸川乱歩[エドガワランポ]
明治27(1894)年10月21日、三重県名張町(現名張市)に生まれる。本名、平井太郎。早稲田大学在学中から、英米の推理小説を片っぱしから読む。卒業後、貿易会社、古本商、新聞記者などたくさんの職業を経験する。大正12(1923)年に『二銭銅貨』を「新青年」に発表。筆名の江戸川乱歩は、推理小説の始祖エドガー・アラン・ポーから取っている。その後、数多くの推理小説を精力的に書く。昭和11(1936)年「少年倶楽部」の求めに応じて書いた『怪人二十面相』がたいへんな人気を博し『少年探偵団』『妖怪博士』など少年少女に向けた作品を発表する。昭和40(1965)年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mintjam_
4
ふ〜っ、やっと最終巻クリアー。一年半の道のり・・・長かった。シリーズが進むにつれワンパターンの展開が増えて、飽きてきたせいもあり26巻は後回しにしてました。でも家族乗っ取り作戦や、怪しい魔法医者など童心に帰った気分で 楽しめました。結局最後はお決まりのドタバタ劇でしたけどね。2021/06/06
柴井 忠達
2
30年ぶりくらいに読んだ。なつかしいハラハラ感。2015/05/30
ひかる
2
街中に虎が現れたらびっくりする。 僕達は偽物とすり替えられたくない2014/12/27
だいちゃん
1
二十面相は瓜二つのニセモノの人を作ってそれで宝石とか美術品を盗もうとして頭がいいと思った。2018/11/04
moteki
1
全巻読破2012/12/19
-
- 和書
- 総説宇宙天気