出版社内容情報
津軽の相撲、沖縄のボクシング・・・日本各地で熱くはぐくまれるスポーツ。その地を訪ね、取り巻く人々や各スポーツの魅力に迫ります。
内容説明
飛球に空が鳴り、駆動に地が唸り、地酒に喉が潤う―読めば心が晴れる、快い列島紀行。
目次
津軽―力士なき力士の里の原風景
博多―野球と酒と豚骨の湯気
大井―夢追人に、星またたかず
浦和―揺れる革命広場、敗戦の夜の涙
能都町―柔らかい球と鉄の魂
苫小牧―リンクに刻まれた氷都の熱
釜石―冷えた土、消えぬ炉の火
常呂町―氷を掃く。石は滑る
鹿児島―薩摩の冬、野球の春を眺む
各務原―緑の上、少女の鍛練〔ほか〕