出版社内容情報
一首ずつ意味や背後のドラマをわかりやすく解説。目からウロコの話も満載です。独自の紹介順で、ダイナミックな魅力もくっきり!
目次
第1章 風流のはじまり
第2章 理屈っぽい恋、理屈抜きの恋
第3章 男の旅、女の旅
第4章 この歌をくちずさむことができますか?
第5章 絢爛たる恋をあらわす手法
第6章 恋の技、言葉の技
第7章 なぜ秋の歌が多いのか
第8章 ポスト古今集の行方
著者等紹介
あんの秀子[アンノヒデコ]
早稲田大学第一文学部卒業。広告・出版社を経て、フリーランスのライター、編集者に。数年前から中学校と高等学校で国語講師を勤める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
氷柱
6
846作目。3月28日から。百人一首をジャンル分けして解説してくれる一作。文法事項から作品の背景知識まで丁寧に説明がなされる。文字が大きくスペースも広い親切設計となっている。言葉も比較的キャッチーな点も親切ポイントが高い。こんなにもわかりやすいのに一発で身に染みて来ないあたりに百人一首の神髄が隠れている。どれだけ噛み砕かれていても言葉遣いや文化的背景による隔たりがある。まだまだ鍛錬が足りないことを痛感したのであった。2022/04/03
yyrn
0
古典の面白い授業を聞いているような本。ぜひ一度読んでみて。2013/05/17
気になる林檎。
0
歌人たちのことや、歴史背景、歌の解説など、盛り沢山な文章です。2012/10/07