出版社内容情報
冒険家の絶筆、震災で母を亡くした少女の言葉、末期ガンの父から息子への手紙など、いのちと深く向き合った51人の心に響く言葉集。
内容説明
ここに集められた言葉は、冒険家の絶筆、特攻隊員の手紙、震災で母を亡くした少女の言葉、末期ガンの父から息子へのメッセージ、自死したCMディレクターの遺書など、さまざまな世代、境遇の方が残した、五十一編の「いのちの言葉」です。人間とは不思議なもの。涙をいっぱい流した後は、なぜか心が温かくなって、少しだけ元気になれる。読んだ後、あなたの心に勇気が灯る、そんな本です。
目次
兄を亡くした五歳の少女の言葉 大高充代
雪洞に残した絶筆 冒険家・植村直己(享年四十三)
遺書 特攻隊員・枝幹二(享年二十二)
第一回きみまち恋文大賞受賞作「天国のあなたへ」 柳原タケ
遺書 作家・向田邦子(享年五十二)
『私の映画遺言』より 映画評論家・淀川長治(享年八十九)
盟友への弔辞、晩年の口癖 本田技研工業創設者・本田宗一郎(享年八十四)
「テロに散った娘の仕事誇り」 草野聖子
「金魚のお墓」 童謡詩人・金子みすゞ(享年二十六)
遺書 マラソンランナー・円谷幸吉(享年二十八)〔ほか〕
著者等紹介
日高あつ子[ヒダカアツコ]
東京女子大学英米文学科卒業後、新聞社勤務を経て独立。雑誌記者、インタビュアー、コラムニスト、ツアープランナー、画廊コーディネーター、JA全中「お米ライフ」編集長、アジア雑貨店経営などにたずさわる。「いのちと癒し」「言葉」「食」を深く見つめ、多角的に活躍している
高橋宣之[タカハシノブユキ]
1947年高知市生まれ。1973年にフリーランスのカメラマンになり、波の写真を撮りはじめる。以後、ネイチャー系の写真をライフワークとし、主に出版物やカレンダー等に数多くの作品を発表している。現在は海や川や原流域の森などを訪れ、さまざまに変貌する水の姿を追っている。日本写真家協会会員
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