涙があふれるいのちの言葉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 151p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591083604
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

冒険家の絶筆、震災で母を亡くした少女の言葉、末期ガンの父から息子への手紙など、いのちと深く向き合った51人の心に響く言葉集。

内容説明

ここに集められた言葉は、冒険家の絶筆、特攻隊員の手紙、震災で母を亡くした少女の言葉、末期ガンの父から息子へのメッセージ、自死したCMディレクターの遺書など、さまざまな世代、境遇の方が残した、五十一編の「いのちの言葉」です。人間とは不思議なもの。涙をいっぱい流した後は、なぜか心が温かくなって、少しだけ元気になれる。読んだ後、あなたの心に勇気が灯る、そんな本です。

目次

兄を亡くした五歳の少女の言葉 大高充代
雪洞に残した絶筆 冒険家・植村直己(享年四十三)
遺書 特攻隊員・枝幹二(享年二十二)
第一回きみまち恋文大賞受賞作「天国のあなたへ」 柳原タケ
遺書 作家・向田邦子(享年五十二)
『私の映画遺言』より 映画評論家・淀川長治(享年八十九)
盟友への弔辞、晩年の口癖 本田技研工業創設者・本田宗一郎(享年八十四)
「テロに散った娘の仕事誇り」 草野聖子
「金魚のお墓」 童謡詩人・金子みすゞ(享年二十六)
遺書 マラソンランナー・円谷幸吉(享年二十八)〔ほか〕

著者等紹介

日高あつ子[ヒダカアツコ]
東京女子大学英米文学科卒業後、新聞社勤務を経て独立。雑誌記者、インタビュアー、コラムニスト、ツアープランナー、画廊コーディネーター、JA全中「お米ライフ」編集長、アジア雑貨店経営などにたずさわる。「いのちと癒し」「言葉」「食」を深く見つめ、多角的に活躍している

高橋宣之[タカハシノブユキ]
1947年高知市生まれ。1973年にフリーランスのカメラマンになり、波の写真を撮りはじめる。以後、ネイチャー系の写真をライフワークとし、主に出版物やカレンダー等に数多くの作品を発表している。現在は海や川や原流域の森などを訪れ、さまざまに変貌する水の姿を追っている。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

35
いろんな方の死に直面したときの文章や最期の言葉などを集めたもの。泣けなかったけれど、生きることについて考えさせられた。生きたくても生きられなかった人もいる。当たり前なんだけれど、そこを忘れないようにしたい。逃げ道なんて一杯あるのだから。2016/07/22

SAGA

4
死とは身近にあることがよくわかる。 『テロに散った娘の仕事誇り』に涙目。円谷幸吉の遺書では切なくなった。『さびしいときは心のかぜです』いい。 …しゃぼん玉の唄があんなに悲しい理由あるとは思わなかった。金さん銀さんが取り上げられていてなつかしくもしみじみした。2011/09/29

anxi

0
仕事2015/04/14

サトカ

0
最期の言葉、遠くへいってしまった人への言葉。涙があふれる前に考えさせられました。最期になんと言って終わるのだろうか。2014/07/28

ふうこ

0
[心に残った言葉】頑張らなくっていいんだよ。力を抜いていいんだよって。それで、とりあえず、自分にやれることをやったらいい。疲れたら、休みながら。とりあえず、できることだけをやってみようって。それでいいんだよっ、て。2013/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1277032
  • ご注意事項

最近チェックした商品