出版社内容情報
京の都で権力をほしいままにする平清盛。いっぽう戦いにやぶれ、伊豆に流される源頼朝。 源平の戦いを描く古典物語の傑作、第一巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moke
2
平家物語現代語訳を読み終わり、もっと源氏側の動きを知りたかったので、読みやすいとネットで評判だったこちらを。 非常に分かりやすく面白い。ただ、児童書として限界まで簡略化もされているようで省かれているシーンもある様子。が、それも含めて巻末の作者による解説もとても好ましく、とにかく楽しく読み切れるようにとの思いが感じられる。 一巻は平治の乱から文覚と頼朝が出会い、平家討伐を決意するところまで描かれている。2016/09/05
くろねこ文学
2
子ども向けとあなどってはいけない。十分大人の鑑賞にたえられる内容。平安末期の源平の争いが生き生きと描かれている。これを読んでから原典の平家物語を読むとよいだろう。2013/05/07
狐
1
平家(平清盛)の振る舞いがすごかったです。ぜひ読んでもしい本の1冊です。2015/03/27
月水 ゆき
1
これを読んでたので歴史に親しみがもてました!
すがし
1
弓張月よりも断然面白い。やはり平家物語を読まねば侍の世界は語れんな……。頼政とその臣下競(きおう)の信頼関係が熱い…!2009/03/06