出版社内容情報
一生分の「ありがとう!」――「死」を想うことで、人生に「生」をもたらす、まったく新しい遺言を提案します。
内容説明
夫へ、子供へ。そして、わたし自身の人生へ。輝いて生きるための「生前準備」講座。遺言として託すのは、相続にかかわることばかりではありません。長年連れ添った夫(妻)への感謝の気持ち、子どもへのささやかな希望など、身近な人へのメッセージを残しましょう。死を間近に思うことで、あなたの人生を振り返る、新しい遺言を提案します。
目次
1 夫へ、妻へ(ありがとうの言葉だけで;言葉にしないと伝わらないもの ほか)
2 親から子へ伝えたいこと(人が最後に伝えるのは「死」;家族の絆を確かめ合いたい ほか)
3 「私」を振り返る(心をさらけ出すために;大切な人のいない人生は? ほか)
4 死に際して、死後のこと(意思を残す理由;死も演出する時代へ ほか)
5 私的遺言のすすめ(私的遺言の四つの形;法的拘束力のある遺言、ない遺言 ほか)
著者等紹介
井上治代[イノウエハルヨ]
1950年東京都生まれ。ノンフィクション作家、大学講師、社会学博士。葬送をテーマに研究・執筆活動を続けて二十余年が経つ。また尊厳ある死と葬送をめざした市民団体・エンディングセンターの代表として地道な活動を続ける
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