出版社内容情報
かいじゅうの赤ちゃんのおねえちゃんになりたいミルクちゃん。森に出かけて、大きく、強くなるようにがんばるのでした。
内容説明
プチプチというおとうとができたミルクちゃん。でも、おとうとのほうが大きくて、つよそう。くやしくなったミルクちゃんは、もりへいって…。
著者等紹介
かどのえいこ[カドノエイコ]
1935年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。主な作品に『ズボン船長さんの話』(旺文社児童文学賞)『おおどろぼうブラブラ氏』(サンケイ児童出版文化賞)『おはいんなさいえりまきに』(サンケイ児童出版文化賞、路傍の石文学賞)『魔女の宅急便』(野間児童文芸賞、小学館文学賞)など
にしまきかやこ[ニシマキカヤコ]
1939年、東京に生まれる。東京芸術大学美術学部工芸家卒業。主な作品に『えのすきなねこさん』(講談社出版文化賞絵本賞)『ちいさなきいろいかさ』(サンケイ児童出版文化賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
かいじゅうトゲトゲのシリーズ。トゲトゲのおうちで楽しく暮らすミルクちゃん。けれども、赤ちゃん怪獣のプチプチは、弟のくせにミルクちゃんの背丈をあっさり抜かしてしまうくらい大きくなった。悔しいミルクちゃんは一計を案じることに。怪獣一家のミルクちゃんを思う気持ちが温かく、ミルクちゃんはもうこの家の子どもとして、ちゃんと愛されて育てられていることに安心する。2015/08/18
あき☆ブラック・ベア
4
トゲトゲのシリーズも3冊目。ミルクちゃんは愛されてるね。このまま大人になったらどんな家族になるんだろう。いっそ結婚したらみんなで一緒に住んだらいいなと思った。まだまだ子供のミルクちゃんだけど。2019/12/07
さきこ
2
なんだか泣きたくなるくらいかわいくてとてもとても優しい本(; ;)ミルクちゃん、よかったね!2012/08/11
とりじまカラス
1
今度はトゲトゲではなく、ミルクちゃんが主役のお話です。 かいじゅうになりたがるミルクが、なんともほほえましいです。 ミルクちゃんのねがいをかなえるために、家族そろってがんばるトゲトゲ一家が、またステキです。2018/12/10
星雅人
1
★★★☆☆ ミルクちゃんはみなしごなんだね。で、怪獣に育てられると。こう書くとなんだかこの絵本の読後感とズレてしまうや。やわらかい絵。それにしても表紙の左にも出ている弟怪獣(名前忘れた)の色、気持ち悪いな。2009/10/23
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