出版社内容情報
かるたとりでおなじみの「百人一首」。それぞれの歌の意味と作者を紹介しながら、歌にかくされた謎を解く、楽しい学習よみもの。
内容説明
百人一首の達人になろう!歌の意味や時代の背景・カルタ取りのコツを徹底解説。
目次
秋の田のかりほの庵の…(天智天皇)
春すぎて夏来にけらし…(持統天皇)
あしびきの山鳥の尾の…(柿本人麻呂)
田子の浦にうち出でて見れば…(山部赤人)
奥山に紅葉ふみわけ…(猿丸大夫)
かささぎのわたせる橋に…(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば…(安倍仲麿)
わが庵は都のたつみ…(喜撰法師)
花の色はうつりにけりな…(小野小町)
これやこの行くも帰るも…(蝉丸)〔ほか〕
著者等紹介
栗栖良紀[クリスヨシノリ]
1935年生まれ。(社)全日本かるた協会理事。8段。東京教育大学(現筑波大学)文学部卒業。元沼津市立沼津高等学校校長。元沼津市立図書館長
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感想・レビュー
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miso soup
4
実家にあった。小学生のとき張り切って買って、結局読まずじまいだったので、およそ10年の時を経てようやく読了した。和歌もしかり、日本の古典文学の教養を身につけていきたい。2020/01/01
あゆか
4
百人一首大会があるのにもかかわらず、一切覚えられていない(覚えられない)のだが、現代語訳やその他豆知識などが多くのっていて、楽しみながら覚えることができた。 残念ながら、百人一首大会で勝利することは難しそうだ(;´∀`)2013/12/02
桧山
1
子供向けの本なので百人一首の知識が皆無な私にはとても判りやすかった。勝ち負けって普通のカルタと違うんですね。2012/12/07