出版社内容情報
昔から人間と関わりの深い川。その川と人間の水利用の歴史、開発などの戦いの歴史、祭りなどの行事を中心に、川と人間との関係の歴史をわかりやすく紹介。
内容説明
ゆたかなめぐみをあたえてくれる川、洪水をひきおこす川。人びとは川をどのように利用し、どのようにうまく付き合ってきたのでしょうか?人間と川との関わりの歴史から、人びとの知恵を学びます。小学校中~高学年向け。
目次
1 川とともに歩んできた人の歴史(氷河期に生きた旧石器時代の人びと;温暖化と縄文時代;縄文の森と海をむすぶ川 ほか)
2 川のめぐみと人びとの知恵(今も生きつづける伝統漁法;川がちがうと漁法もちがう;川がつくった大地の利用 ほか)
3 川への人びとのいのり(水とヘビ信仰のつながり;雨ごいと水止めの舞;獅子舞によるいのり ほか)
著者等紹介
小泉武栄[コイズミタケエイ]
1948年、長野県に生まれる。東京学芸大学卒業。東京大学大学院博士課程単位取得。理学博士。現在、東京学芸大学教授。専攻は自然地理学、地生態学、第四紀学
岡崎務[オカザキツトム]
1949年、大阪府に生まれる。立命館大学文学部史学科中退。長年、児童対象の自然科学図書の編集に携わる。とくに自然と人間のかかわりに関心をもっている
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