出版社内容情報
どの犬よりも完璧だったブルー。エリンはいま胸をはって言える。片足を失ったいまも私にとってチャンピオンのブルーだと。
内容説明
二年前。黒い子犬は、ラベンダーのしげみで鼻をクンクンさせていた。やわらかい毛に小さな青紫色の花がいっぱいついて、そのときから子犬は「ミスター・ラベンダー・ブルー」と呼ばれるようになった。そしてこの夏12歳のエリンは、ブルーといっしょに、ドッグ・ショウで優勝の青いリボンをめざす。カンペキな夏の思い出のために―。大好きな犬との心の交流を通して成長する少女の姿を感動的に描いたカナダのYA文学。
著者等紹介
ラングストン,ローラ[ラングストン,ローラ][Langston,Laura]
カナダ・ヴィクトリア市生まれ。高校卒業後、銀行の窓口係になるが、ほどなくして辞める。オースチン・ミニに乗ってヨーロッパとロシアを旅行後、ジャーナリズムを勉強。CBC放送でキャスターとして活躍しながらお話を書き始める。現在バンクーバー島在住
亀井千雅[カメイチガ]
1952年生まれ。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。ピアノ教師を経て会計事務所に勤務。そのかたわらニュースや百科事典などの翻訳に従事し、文学作品の翻訳を志す
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