出版社内容情報
ブンダバーはホルムの町で初めて知り合ったネコ、ガーガーから自分がネコたちから無視されていると聞き、ショックを受けます。
内容説明
ブンダバーは、おしゃべりができるふしぎなネコ。ホルムの町の人気者です。ところが、町のネコたちはみんな、ブンダバーをむししていたのです!どうして。
著者等紹介
くぼしまりお[クボシマリオ]
1966年、東京に生まれる。文化学院美術科卒業。子どもの本の創作や翻訳に意欲的に取り組み、またイラストレーターとしても活躍している
佐竹美保[サタケミホ]
1957年、富山県に生まれる。古典から現代のファンタジーまで挿し絵の仕事は数多く、さまざまなタッチで物語の世界を魅力的に表現している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
22
【小学校】ホルムの町のネコの掟を知らなかったばかりに、町中のネコに避けられてるブンダバー。そもそもブンダバーって、タンスのタンちゃんから出てきた人間の言葉を話すネコという不思議な存在なのに、ネコにはネコとして認識されているのね(笑)。一時はどうなることかと思ったけど、丸く収まって良かった♪ネコのお友だちが沢山出来て、これからますます面白くなりそう!2015/06/20
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
2
そういわれてみるとブンダバーには猫の友達がまだいなかったね。★★★★2009/01/09
夏花
1
本棚に眠っているのを見つけて久々に読んでみました。おしゃべりネコのブンダバー、それとスーパータンスのタンちゃん。今回はホルムの町に住むネコちゃんたちとのお話。ネコの中にも厳しいルールがあるんですね。二百匹以上のネコが集結、お邪魔していますと会釈する様子はいったいどんな光景なんだろう?しっぽでの魚釣りも斬新です。面白かった。2014/04/20
takky_tate
1
ねこのお友達、いっぺんにたくさんできたね!ねこメールとか、さかな釣りが楽しそう。今までのお友達もちゃんとでてきて、ブンダバーがねこの仲間入りするために協力してくれるのがよかった。2012/07/30
そら@真面目にダイエット中
1
今回は、ホルムの町の猫達(全部で249匹)は、ブンダバーを無視して避けています。理由は、ブンダバーがホルムの町の人間には初めましての挨拶をしたのに、自分達猫には一言も初めましての挨拶をしてくれなかったから。それを知ったブンダバーは、一生懸命猫達と友達になろうとします。猫達の通信手段とか、名前の決め方とかが面白くて楽しい物語です。2008/10/04