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出版社内容情報
死者のくにへたびだってしまったイザナミをむかえに、イザナギは、地の底へとくだっていきました。『古事記』の中の生と死の物語。
内容説明
日本の島をつくったイザナギノミコトとイザナミノミコトは、つぎに海、山などをうみましたが、火をうんだイザナミは大やけどをして、死者のすむ黄泉のくにへたびだってしまいました。かなしんだイザナギは、イザナミをむかえにいこうと地の底へとくだっていきました。
著者等紹介
谷真介[タニシンスケ]
1935年、東京に生まれる。中央大学中退後編集者を経て、創作活動に入る。児童文学の作品に『台風の島に生きる―石垣島の先覚者岩崎卓爾の生涯』(児童福祉文化奨励賞他)、『絵本行事むかしむかし』全13巻(巌谷小波文芸賞)、創作・絵本多数
赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年、東京に生まれる。’73’75年チェコBIB世界絵本原画展金牌賞。作品に『かまくら』(小学館絵画賞)他多数
西本鶏介[ニシモトケイスケ]
昭和女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
古事記。イザナギとイザナミのおはなし。日本神話の中では人気がありますね。西本鶏介さんがあとがきに書かれていましたが、桃の実を投げて助かるのは、世界の神話に共通のモチーフで、『三枚のお札』などの呪術逃走譚に受け継がれているそうです。庶民のなかで創られた民話は、神話の影響をうけているのかもしれませんね。2019/12/31
魚京童!
15
3枚のお札にも繋がるよね。醜いっていって逃げてきたけど、どうなんだろうね。そこに愛があったのだろうか。見た目だけなのだろうか?生きるとは他者を喰うこと、死ぬとは他者に喰われること。世界は輪廻だ。回らなければ、朽ちる。経済と同じだ。動き続けなければならない。宇宙は恒星の周りを惑星が戸惑ってる。留まることを知らない星々がきらめいている。地上の楽園は即ち、とどまること。赤の女王が言うには、とどまれる速度で走っていること。私は先に進むだけの速度が出せない。だから止まっているように見える。だけかもしれない。もっと頑2020/06/06
つき
11
「古事記」の『黄泉の国』が、とってもわかりやすい絵本になっていて◎。 覗いちゃダメって言われてるのに、やってしまう人間っぽさがあるイザナギ。醜い姿を見られた怒りで追いかけてくるイザナミも、ある意味人間くささがある。何回読んでも飽きない。2018/01/15
遠い日
7
古事記。イザナギとイザナミの夫婦の愛憎物語。神話であるが、より人間界に引き付けた物語として描かれている。愛しさ余ってしたことが、裏切りや悔恨の情に変わる。ましてや、神となれば呪術めいた力を駆使してほとばしる感情をそれに乗せる。一種の怪奇譚とも思えるほどの迫力と異界が垣間見られる。2019/10/01
こどもふみちゃん
6
『日本の神話〈第4巻〉いなばのしろうさぎ 』の最後に大国主のみことが向かうのは黄泉の国。ということで、そのつづきのつもりで読んでみたが、続き…とは行かなかった。 この絵本では、イザナギの命(ミコト)と、イザナミの命という男女2人が登場する。 古事記の物語。6・7・8・9歳向け。2011/06/09