出版社内容情報
やかまし村にクリスマスがきました。クリスマスの準備って、なんて楽しいのでしょう! リンドグレーン作品の待望の復刊絵本です。
内容説明
わたしのなまえは、リーサ。やかまし村にくらしています。やかまし村には、3げんの家があり、7人のこどもがいます。やかまし村のこどもたちは、みんな、クリスマスがだいすきです。これから、とってもたのしかったきょねんのクリスマスのことをおはなしします。
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907年~2002年。スウェーデンの児童文学作家。世界中の子どもたちに愛され続けている数多くの作品がある。その業績に対して第2回国際アンデルセン賞を受賞する
ヴィークランド,イロン[ヴィークランド,イロン][Wikland,Ilon]
1930年、エストニアに生まれ、14歳の時、難民としてスウェーデンへ渡り、ストックホルムの美術大学で学ぶ。1969年、エルサ・ベスコフ賞を受賞する
おざきよし[オザキヨシ]
1903~1969年。東京生まれ。ストックホルム大学卒業。北欧文化に親しみ、その紹介につくした。数多くの北欧文学を翻訳する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
60
「やかまし村」は好きだけれど、絵本で読むのは初めて。クリスマスの場面を絵本にしたものです。鮮やかな色彩で描かれる北欧のクリスマスは、素朴だけれどとても素敵な雰囲気。昔の児童文学ではクリスマスの場面がどの作品にも必ず出てきますね。わくわくする感じが伝わってきて、とても好きだったなあ。2023/11/10
ヒラP@ehon.gohon
27
やかまし村シリーズを知っている人には味わいのあるクリスマス風景かも知れません。 3軒の家の仲の良い子どもたちが、一緒になってクリスマスの準備をします。 描かれているのはスウェーデンのクリスマスです。 サンタクロースの登場も、異国色を感じました。2023/12/03
gtn
26
スウェーデンではクリスマスが、祭りであり、近隣が心を通わせる大事な機会であり、何より宗教行事であることが分かる。あと、隣り合わせの三軒で七人も子供がいることを羨ましく思う。子は、親よりも、子供同士のつながりで成長する。2022/10/27
kiisuke
23
絵本になったやかまし村の雰囲気もとても素敵で憧れます。こんな環境でクリスマスを過ごせるスウェーデンの子どもたちはなんて幸せなんだろう!大人もワクワクできる毎年読みたい絵本です。2014/11/28
たーちゃん
19
息子は私が題名を読むと「おっ!なんだか面白そうだね」と言っていました。2022/12/05