出版社内容情報
負けてばかりで解散すんぜんのチームにたのまれて、大リーグの試合にでることになったゾロリ。試合は9回うら、ぜったいぜつめいの大ピンチ!
内容説明
ゾロリとイシシ・ノシシの三にんぐみは、ふかい森のなかでトゲトゲいばらにみちをふさがれ、まえへすすめなくなっていました。三にんがしかたなくひきかえそうときめたそのとき―。
著者等紹介
原ゆたか[ハラユタカ]
1953年、熊本県に生まれる。74年KFSコンテスト・講談社児童図書部門賞受賞
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感想・レビュー
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pino
141
子供が大好きだったゾロリ。33巻まで持っている。今、読んでも、話のアイデアと仕掛けの楽しさに驚く。魔球の秘密が図解になってたり、何と、本自体が野球盤に変身!子供が飛び付くワケだ。タイムリーなネタもこのシリーズの魅力。実況席には、どくみつアナとばけふ氏が並んでいる。リストラーズのメンバーは、ゴジ松、首長島、王ダコ、いちろう、のものけ。そうそうたる面々だ。お顔もご本人にそこはかとなく似ている。(ゾロリ自身も「怪傑ゾロ」のパロディですよね?)国民栄誉賞受賞者おさん方と、ピンストライプのユニのゾロリ。すごいぞー。2013/06/05
HIRO1970
43
⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。2016/05/15
鈴
24
息子が学校から借りてきた。3夜に分けて読んだ。野球のルールがわからないと難しいかも。でも息子もそれなりに楽しんでいた様子。2013/05/12
こゆ
14
小1が小学校図書室から借りた本。ゾロリ11冊目。準レギュラーの妖怪学校の先生から依頼され、解散寸前の妖怪野球チームの監督を引き受け、強豪チームに挑む話。うーん、母はそれなりに面白かったけど、野球をはじめスポーツをほとんど知らない息子にはチンプンカンプン。ゾロリでつまらなかったのは初めてだそうな。イシシノシシがおならが得意技らしく、おならでヘリコプターのプロペラ代わりに回るところは「こんなんいつまでも続かんやん」とツッコんでいた。長嶋さんや王さんや野茂さん等、レジェンドを模した妖怪は大人向けのネタなのかな。2020/07/29
absinthe@読み聞かせメーター
14
5歳の娘に読み聞かせ。話は難しくないのですが、娘は野球を知りません。だから、人名をもじったモンスターも何が面白いか解らなかったかもしれません。シリーズの中で一番注意をひきつけられなかった話です。でも最後まで聞いてはいました。それでも、チームワークなど子供にとっても大事なお話が出ています。解ってくれたかな? 2016/02/08