出版社内容情報
お母さんと弟とはじめてやってきた海辺の親せき。 強がりをいってひとり残った小学2年生のはるかの、まぶしい夏休み。
内容説明
きらきらかがやき、ひりひりいたい…はるかのこころ。期待と不安、喜びと悲しみが、あっけらかんと行き来する海辺のまぶしい日々。わすれられない小学二年生の夏休みがはじまった…。鮮烈に少女を描く作家・薫くみこ+海のように包容する画家・川上越子が、心をこめてあなたに贈る絵本。
著者等紹介
薫くみこ[クンクミコ]
東京に生まれる。女子美術大学デザイン科卒業。「十二歳の合い言葉」(日本児童文芸家協会新人賞・ポプラ社)でデビュー。作品に「風と夏と11歳」(産経児童出版文化賞)など多数。現在、神奈川県在住
川上越子[カワカミエツコ]
台北に生まれ、北海道で育つ。女子美術大学卒業。現在、愛知県在住
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感想・レビュー
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紫綺
66
「いるときは かえりたい…。かえるときは もっと いたい。」海に近くの親戚の家に一人で泊まることになった小二の女の子の、揺れる心を温かいパステル画で描いた可愛い作品。2013/07/27
ツキノ
17
【小学二年生・はじめての海】山派のおとうさんが今年の夏は忙しい。おかあさんと弟とはじめての海へ。行く前からのわくわく感、はとこたちとの海。熱を出しておかあさんと弟が帰宅。海の家でのお手伝い。ひとりでさみしくなる。小学生、夏ならではの悲喜こもごも。「いるとこは かえりたい・・・。かえるときは もっと いたい。」薫くみこ・作 川上越子・絵 2003年6月発行【84】2025/07/26
遠い日
1
080324【読書ノート/ひとことメモ】夏休み。一人のお泊まり。心が張りつめる。2008/03/24